
いつもの懐かしい朝食↓から二日目が始まる。


ニース2日目も、彼らにお任せだ。2016年やはりアンリ夫妻と一緒に訪ねたエズ村を予定してくれていたので、それに従うことにした。
一緒に行く人が違うと、同じ場所でもまた違う感想になるかもしれないし、エズ村のような小さな村は大好きなので、何度でも訪れたいところだというのもあった。
まず今回はバスに乗って行くということで、バス停の近くまでトラムで行った。
普通なら?バス停の場所や、時間も調べておくものだと思うが、そこはフランス流?
彼らももちろん行った事があるのだが、しばらく行かなかったら、場所も迷うのかもしれない。でも多くあるバスならともかく一時間に一本しかないバスの時刻は調べておいてほしかった。
案の定、出たところなのか、一時間近く待つことになった。
どのバス乗り場から乗るのかも、二人とも定かではなく、探しているうちにバスは行ってしまったようだ。
まあこれもフランスと、諦めて待つことにした。
アジア系の旅行客がやってきた。若い彼らはスマホでちゃっちゃと調べているが、彼らとて
不安げな様子だった。
時間がたつにつれて外国人観光客が、少しずつ増えてきた。しかし一時間たってもバスが来ない。
そして遅れること10分くらいか?、バスが帰ってきた。が運転手はドアを開けてくれない。
それでも皆辛抱強く待っていた。
そしてしばらくしてドアが開いたと思いきや、あろうことか運転手はドアを閉めてどこかへ立ち去ったのだ。
それには呆然、英語圏(確かイギリス人だった)の人が、「何があったの?」と私に聞いてきた。ミッシェル夫妻に尋ねると、「体調もあるから」とか「トイレかしら?」「コーヒーでも飲みに行ったのかも?」というではないか。
えーっ!!!!!
日本ならあり得ないし、おそらくイギリスでもあまりないことなのだろう。
でもフランス人は「あらあら」という感じで皆笑顔すら浮かべているではないか。
このくらいのことで驚いていてはいけないと自分に言い聞かせて、こちら流に従い待ち続けた。
どのくらい待っただろう。15分か20分か?
同じ運転手が戻り、そしてバスは出発した。
くねくねした道を上へ上へと上って、到着した。
帰りのバスの時間はさすがにJクロードも調べていた。
そして、何事もなかったかのように、エズ村の散策を始めたのだった。
やはり何度来ても、歩いているだけで幸せな気分になる。




お昼もここでとることになり、選んだのは小さなイタリアンの店だったが、なかなか美味しかったしサービスもよかった。
ミッシェルさんが開けようとしてもなかなか開かない蓋を見て、「手伝いましょうか」と
そばで食べていた若いカップルの男性が言って開けてくれた。韓国から来てパリから南仏に来て、この後はスペインへ向かうと言っていた。
中々さわやかな感じの良いカップルで、私たちがフランス人とどうして知り合ったのか、またどうして友人宅に泊まる旅なのかとか聞いてきたので、答えると興味深く聞いてくれていた。
出会う人が感じがいいとその国のイメージが決まると言っても過言ではない。もちろんも逆も然りなので、外国へ行くときはそう言うことにも気をつけながら行動しないといけないと感じた。
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