
朝いつも美味しいパンを用意してくれるので、どこで買っているのか一緒についていくと、すぐ近くにいいパン屋さんがあった。
アニーによると、ここは添加物などは少なく安心だという。
硝子越しに作っているところが見られ、見ていると職人さんもにこっとしてくれる。
「シューケットを食べた事があるか」と聞かれ、「ない」というと、「じゃあ、ぜひ」と、買ってくれた。この滞在で初めて食べたが、シュー生地の小さなものにあられ砂糖がかかっていて、とてもおいしく、おやつにもなりそうでお気に入りになった。
今日はアニーがそのパン屋でマドレーヌも買ってくれ、汽車の中で食べるように持たせてくれた。
このアパートは、アールズメチエが最寄り駅だが、他に徒歩でレパブリックという駅と、サンドニという駅も使え便利だ。
今日はモンパルナス駅まで、アニーが同行してくれるという。
サンドニからメトロに乗るのは初めてだった。
このストラスブール・ド・サンドニは出口一つ間違えると、いかがわしい?通りに出てしまうので要注意だそうだ。
やはり知っている人が同行してくれるとさっさと移動出来て、時間に余裕をもってモンパルナス駅に到着できた。
実はこの駅は2012年、アンリモルガンさんと待ち合わせたとき、渋滞でミッシェルさんの車が遅れ、3分前にゲートが閉まってしまい、見えていた列車に乗れなかったという苦い思い出があるので、以後絶対に遅れないように行かなければならないと、トラウマになっている。
9時52分発の列車は、その時刻がチケットを見なくてもいいくらいしっかり頭に入っていたが、その時刻を頭に刻みすぎたことが、あとになって別の形で事件になってしまうことは、いずれ記すことになる。
この時はまだ、ボルドーまで3時間くらいかかっていたと思う。
今は2時間くらいで行けるそうだ。
ビアリッツを通過して、いよいよ待ち合わせ場所のサンジャンドリュズ到着だ。
ここまでパリから約4.5時間。
フランソワ夫妻が待ってくれていた。
バスク旅行の始まりである。
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