今朝も美味しい朝食をいただいた後、宿のマダムのアドバイスにより、サンセバスチャンに行く前に、「ゲタリア」という海沿いの町に寄ることにした。
マダムが焼いてくれたガトーバスク↓
ゲタリア↓
漁村のようなこの町もスペインらしい街で、生活感を感じられ、とても人々も温かそうな感じがした。
観光客の姿も↓
歯医者さん↓(昔?)
シーズンには観光客が多そうで、そう言ったレストランも見受けられた。
海岸線に沿って、歩いてみることにして、途中で海岸に降りて、砂浜の上を歩いた。
海水浴ができそうには思えない海だったが、人がいない海辺を歩き、いい気分転換になった。
お昼もここでとることになり、簡単なピンチョスを食べた。
そして、サンセバスチャンへ向かった。
念願のサンセバスチャンだったが、フランソワーズはこういう観光地化された街があまり好きではないのか?それがスペインバスクだからか?はわからないが、教会にも行こうともせず、街を歩き続けた。
町だけではなく、海岸線沿いに歩いていくと、お屋敷のような建物もあり、散策もいろいろな角度から楽しめる。
このサンセバスチャンはスペインバスク、美食の町のしても知られ、それはピンチョスの種類の豊富さに代表され、小さな店を何軒か梯子をしながら楽しめるようだが、フランソワーズの目にかなうお店はあまりなかったようで、結局小さな店ではなく、大きな一般的なレストラン?カフェ?のようなお店で食べることになった。どっちが観光客向けの店だったのかは今もわからない。
何かがフランソワーズの判断基準に合わなかったようだ。
せっかくのセバスチャンで残念だったが、それほど食に執着もないので、とにかく彼らといっしょの最後の夕食を楽しむことができて、よしとしよう。
この町でもスペインなので安かったこともありチョコレートを買ってみたのだが、
宿に帰ると、溶けてしまっていた。
そのことをフランソワーズに言うと、「それがスペインのチョコレートよ、ねえフランソワ」というではないか。
いやいや、フランスのチョコレートでもこんないい天気のなか持ち歩いていたら溶けるだろうに、と思ったが、フランソワーズはそう信じているようなので、「そうだね」と笑っておいた。
さあ、明日はパリへ戻る日。バスクと、そしてフランソワーズ夫妻ともお別れだ。