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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

エスペレットの典型的なバスク人の名物おじさん。

2021-06-05 13:59:12 | 2017年秋の旅行(パリ・バスク)

スク3日目、今日はサンジャンピエドポーの近くの宿へかわる。

この宿と名残を惜しんみながら。

あいにくの雨だ。

 

まずは、朝からアイノアへ行く。

開店時間より早かったようで、まだオープンしていないお店が多かった。

開店してから覗いてみると、バスクの食材店で、なんと日本にもたくさん輸出していて、その日本でこの店の商品が手に入る地図まであった。しかもその数が多いのにびっくりした。

今まで気づかなかった店でよく見ると、目にすることができるかもしれない。

ここで、バスクの名物?ベレー帽を記念に買っておく。日本ではちょっと斬新だが、フランソワーズおすすめだったので、赤と黒のツートンのベレーをいただいた。

 

そのあと、エスペレットへ。

赤トウガラシで有名な村だ。小さな村だったが、1人面白いおじさんがいた。

家の前でずっと立っている。黒いベレー帽をかぶっている。これはバスクの伝統的な帽子でもある。近所の店の人も「いつも立っているのよ」と言っていた。どうやら名物おじさんらしい。

いかにも頑固そうなお爺さんだけど、寡黙なところがバスク人。

しかし写真撮ってもいいかな?と聞いて、カメラを向けると中に入ってしまった。これは怒ったのか、恥ずかしかったのかはわからない。

その家は見事に赤トウガラシが吊ってあった。簾のようにずらーと干してある。これは絵になる家だった。

最初に遠目からその唐辛子の様子を撮った時、その中にそのおじさんが写っていて、この一枚でその時の様子が思い出される。



午後はスペインの山バスクへ行く。

と行ってもフランスの国境を越えてすぐだ。一応税関の様なブースもあったが、今も使われているかどうかはわからない。

Zugarramurdi, 魔女伝説のある村らしい、そんな目印になる魔女の看板?もあった。

ちょっとのぞいた小さな売店は、いかにも魔女がいそうな暗ーい感じのお店だった。

魔女グッズも売られていた。

 

そのあとは、Amaiur Maya という村へ。

牛が行儀よく柵の前にずらり並んで、全部がこちらを見ている面白い、私にはとても珍しいシーンだった。そこは裕福そうな大きな農家が集まっている村だった。牛たちにさえ、余裕が感じられたし、のんびりした牛たちが私達を珍しそうに見ていたわけだ。

 

宿に着くと、この宿は16世紀の建物だといい、部屋もとても広いが、古すぎて、黴臭い気がしないでもない。床が厚い丈夫そうな木で出来ているが、経年により凸凹している。

 

 

案の定、フランソワーズが、荷物を置いて部屋を見に行くと、「ここは変なにおいがする。特に水道が」と言い、宿のオーナーの女性に部屋を替えてもらうよう交渉するという。

オーナーの話では、「下水管でねずみが死んでいたから」と言ったそうだが、何とも奇妙な宿で、フランソワ夫妻と「魔女の館のようだね」と苦笑いをした。

 

そしてまた夕食のために外に向かう。

昨日は魚介だったので、今日はお肉を食べよう。

みんな

お肉だったと思ったら、フランソワーズはホタテ。↓

バスクプリン↓

3部屋しかないホテルは、何か不思議な部屋だったが、天蓋付きのベッドだった。どんな人がその昔ここに住んでいたのだろうか。






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