午前中の予定は、シャンパンカーブ巡り。
その前に ベンはドンペリニヨンが眠るお墓がある村 オーヴィレへ寄ってくれた。
値段も最高峰のシャンパン、ドンペリニヨンだ。名前だけは知っている。
「ドン・ペリニヨン通り」の印まで可愛い。↓
左にドン・ペリニヨン↓
この村、お墓も貴重な機会だったが、こういう小さな村が好きな私は歩いているだけで幸せになる。
区役所もこんなにかわいい。
これは修道士の宿だった印だろう。
この「朝のお祈り」に書かれているのは
私に与えてください。長い健康を
そんなに頻繁でない仕事を
時々愛を
しかし シャンパンはいつも。
いかにも、シャンパーニュらしい。
そんな散策を楽しんだ後は、シャンパンカーブの「Mercier」へ。
彼の友人が勤めているので、フリーパスだった。
私が日本人だというので、日本語の話せる若い女性が受付をしてくれた。聞くと彼女は日本でまず日本語学校へ入学し、卒業すると大阪市立大学へ入学し勉強したとのことで、関西人の私としてもとても嬉しかった。
今日私たちを案内してくれるのは彼女ではない。
ベンの友人が、「今日のガイドは新米で、申し訳ないけど」と言ったが、そんなことは気にもならない。
そして、それから2010年にも乗ったエレベーターに乗ってカーブをめぐることになった。
そこで、とんでもないアクシデントが待っていた。
若いガイドの女性(いかにもこの町の女の子と言った感じ)とスペインから来たというカップル、そして私。エレベーターは二基あった。
私の乗ったエレベーターは途中で少し「ガツン」とどこかにぶつかったようなショックがあった。ほとんど一番下まで下がった後、出ようとしたら、なんと!!!ドアが開かないのだ。
何度かガイドさんが試みたが開かない。そして緊急連絡用のインターホンでSOSだ。「開かないんです!」「待っていて!すぐいく!」という声が聞こえてくる。
誰かが来た。そして外から開けようとしてくれたが、どんなにしても開かないようだ。
15分くらいたった。
最初は、まだみんな余裕だった。
「大丈夫です。皆落ち着いています」と言っているガイドだったが、実はこの女性がすでに一番パニックになっていた。