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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

ファッション雑誌から抜け出たようなマダム

2021-02-02 10:21:48 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

そして、次の朝、朝日が入るとさわやかで、部屋の趣もずいぶん違う感じがする。

朝食のテーブルでは、すでに出かける用意ができている?雑誌から抜け出てきたような、かっこいいマダムが、パンを切ってくれた。

フランス人友人の多くは、朝食時はパジャマに近い状態、朝食後に顔も洗い、シャワー。それは我が家に来ても同じ。

アンティークっぽいカフェオレボウルで、カフェ・オーレだ。

クロワッサンもある。

フランスで定番の朝食のカフェオーレにクロワッサンだ。

しかし、この定番のカフェオーレ、友人宅では意外に少ない。

だいたい、エスプレッソ、これをフランスではカフェ(コーヒー)と呼ぶのだが、コーヒーを飲む人も最近は少なく感じる。

あとは、大きなポットで飲む紅茶である。私は紅茶が好きなので、コーヒーか紅茶かと聞かれれば、紅茶を選ぶのだが、カフェオーレ?と聞かれる時は、オーレをいただくことにしている。ほんとに少ないが。カフェオレボウルが並べてあるときは、その可能性が高いといえる。しかしカフェオレボウルで紅茶をいただくことも多い。

カフェオレは、酪農国・フランスの牛乳のおいしさもあって、機会があれば一つの旅行で一回は飲みたいところだ。

 

そして、キッチンはこんな感じ。

出発まで、庭を散歩したり、少しこの村を歩いたり、川の方へ犬の散歩に行くフィリップに同行した。

 

この川の向こうに線路があって、電車が通るので尋ねると、RERーD線で、フィリップはパリに行くときこの電車に乗るということだ。

このD線、この後、郊外の友人宅へ行くときに初めて乗るのだが、その話はまた別に。

フィリップは庭の小屋なども見せてくれ、この数多いアンティークを保管すべく、新しい場所を見つけてあるので、まもなく引っ越しの予定だと言っていた。

ここも田舎だが、さらに田舎なので、この家に住みながら、田舎で過ごすような家を持つということらしい。

 

フランスで言う別荘は、豪華な別荘もあるが、たいていは都会ぐらし(特にパリなどの大きな町)で、それも仕事のためなどで住んでいる人が「週末を過ごす田舎の家」、というものが多い。日本人の感覚の別荘とはまた違うものだ

今日もナタリーとパリへ行く。

「ナビ派」という絵画展が、リュクサンブール公園の中の美術館で行われているとかで、出発前に「行くなら予約をするよ」というので、私は初めて聞く名前で、どんな作風なのかもわからずにとにかくお願いした。

あまり素敵だと言ったからか、スカーフも広げて見せてくれた後、くるくるっとさり気に巻いた。

もう完璧なマダムである。

フィリップは、おみやげにとジャムを2瓶もくれたのだった。ジャム好きの私にはありがたいのだが、重いのが玉にきずだ。頂くことが多いので、最後にそれでもプラスできそうであれば、私もスーパーで選ぶのだが、できないことが多い。

フィリップとは、ここでお別れになる。

 


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