ニームの半日観光を終えて、アンヌクレールの家に車で15分くらいで、到着。
ペットボトルを加工したものが、入口のアーチのようにぶら下がっていた。
家は平屋で、こじんまりした家だが、庭は広い。庭に居室のような物があると、来日したとき聞いていたが、説明からは想像できなかった。
できないはずである。この家はエコハウスというのがふさわしいような、エコにこだわっている家だった。
節約家とも言えるが、庭の居室で、アンヌクレールを紹介しくれたマルチーヌが泊まったと聞いて、部屋にはトイレがなかったので、夜、トイレはどうしたのか疑問をぶつけてみた。彼女が「ここにあるのよ」と見せてくれた。庭の居室の隣に小さな建物があり、その中にトイレがあった。しかし、これは、水を使わないトイレだった。想像できるだろうか?
つまり使用後は、おがくずのようなものを撒くのである。
とても私には無理だと思った。
でもアンヌクレールは、私のおどろいている様子に「資源のことを考えたら理想的よ」と言い切った。
そんなことに驚きながら、彼女の生活スタイルを観察してみることにした。
彼女は手早くランチの支度をした。オムレツだった。2005年ニームに来た時もレストランのランチはオムレツだった(目玉焼き3個の)。ニームのランチはオムレツに縁があるようだ。(そう言えば、前日のエクスアンプロヴァンスでもオムレツを食べていた)
自然との共生とあって、庭でのランチは、虫もやってくる。この時期でも気温が高いので、蚊もやってくる。スプレーをふってくれた。
フランス人は自然が好きな人も多く、バカンスにキャンプに行く人も多い。毎年コルシカ島でテントを張るフランソワーズ夫妻から、ずっと「コルシカ島へ一緒に」と誘われているが、尻込みするのは、私がテントで眠れないこともあり、キャンプが苦手だからだ。
このニームでの一泊は、かなりその体験に近いものとなった。
夜には、やもりも部屋に入ってきた!!「大丈夫よ。悪い動物じゃないよ」と言われたが、わかっていても、布団の中に入ってきたらと考えると、怖くて眠れなくなるのだ。
私はフランスで生活するには、このようなことから無理だと改めて感じたのであった。