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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

マルチーヌとミッシェル夫妻との再会

2021-02-27 08:53:58 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

1年ぶりにマルチーヌに再会。

こんなに短いスパンで会うのは初めてだ。お世話をかけすぎるので、いつも二年に一回くらい連絡をとることにしていた。

 

今回は一泊だが、喜んでくれた。

マルチーヌのアパルトマンは立地がいい。市役所前、ランビュトー(徒歩1分)、シャトレと三つのメトロの駅に近いし、ルーブルやノートル・ダムなど、徒歩圏で行ける観光スポットも多い。

しかし、1人暮らしなので彼女は狭いのを気にしている。彼女の寝室を私に開けてくれ、彼女はリビングのソファーベッドで寝る。

それだけではなく、彼女の家は洗濯機がないのだ。なぜなら郊外に妹さんが住む家があり、退職後は半分はそこにいるので、洗濯物はシーツも含め持っていくというのをこの時知った。それなのに2018年には数泊させてくれた。

 

まずは少し散歩ということで、レアールという昔の市場の後まで、散策に行き、彼女が最近気に入っていてるという中東あたりのソフトクリームだと思うが、それをごちそうになった。乳脂肪が入っていないような軽いアイスクリームで、オレンジフラワーという香りのアイスクリームだった。トッピングはピスタチオ。

夕食のデザートのためのケーキ屋さんにも行った。彼女の家から歩いてすぐのところにあるHUREという有名なケーキ屋さんらしい。古いチョコレート屋さんなどもあり、小さなスーパーも目の前にあり、本当に便利なところなのは2018年の滞在で確認済みだ。

夕刻、ミッシェル夫妻がやってきた。

本来なら彼らのところに泊めてもらうところだが、この時は 奥さんのJクロードのお母さんの体調が悪く行ったり来たりしているので、「残念ながら来てもらえない」とミッシェルさんから連絡があった。

それでもこうやって会いに来てくれるだけで、ありがたかった。

 

お土産のシャンパンをミッシェルさんがあけ、ついでくれた。こういうのは男性がすることらしい。

ミッシェル夫妻はシャンパンは好きだが、ワインを一切飲まない。

ミッシェルさん宅に泊まっていた時、マルチーヌが赤ワインをお土産に持ってきたとこがあったが、「ワインは好きじゃないし、のまないんだよ」と言ったのにびっくりした。

マルチーヌも負けじと「シャンパンは私も好きだけど、それはお祝いとかのムード。味はワインのほうがいいわ」

日本ならこんなはっきり言うことはないので、驚いたが、そこはフランス。

そういうことで関係が悪くなることはない。

デザートの後の強いお酒(ラムだったような気がする)も彼らは味見をしていた。なんでも食後酒の強いお酒は消化を促すのだそうだ。

美味しい料理をいただきながら、シャンパンカーブに閉じ込められた話など、お土産話に講じている間にもう時間。

ミッシェル夫妻がエレベーターに乗るのを見送った。

パリで、ミッシェル夫妻とマルチーヌとの最後の食事だとはこの時は思いもしなかったが、このあとミッシェル夫妻のニースへの引っ越しが決まったので、エレベーターに乗る二人の写真に、なんとも言えない気持ちになる。

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ランスからパリへもどって、マルチーヌに会う。

2021-02-26 00:13:21 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

ランスを11時15分に出発し、パリ東駅に12時1分に到着。

ランスを出るとき、荷物にはシャンパンやワインの瓶がすでに大小合わせて6本あった。

マリーエメの家まで行く選択肢はタクシーしかなかった。

 

空港からパリ郊外への運転手の苦い思いがあったが、今回は見るからにいいドライバーだったので安心できた。結構距離があるが、運賃もとても安かった。

 

マリーエメのところに荷物を置いたら、少し休んで、次の友人宅へ行かなければならない。

パリの真ん中、ポンピドーセンターにほど近いマルチーヌの家だ。

ここで、一泊し、翌日から今度は、ロワールのシノンにセカンドハウス(田舎の家)を買った図書館マダム夫妻のところで三泊するので、その用意も持っていく。

 

もちろんマリーエメともシャンパーニュのお土産話をして、買ってきたシャンパンを一本をプレゼントした。

 

そしてMercierでもらったシャンパンは、マルチーヌ宅へのプレゼントにすることにした。今夜はミッシェル夫妻も一緒の夕食なので、ちょうどいい。

 

Jフィリップにいただいた赤ワインは、図書館夫妻にへのお土産に持っていこう。

2018年にも頂いて日本へ持ち帰ったし、とにかくこれだけの瓶を日本に持ち帰るわけにはいかなかった。贅沢だが、こういう悩みがいつもある。おまけにジャムもすでに3瓶もらっているし、自分で買った蜂蜜も3瓶ある。まだ増える可能性もあるのだ。

 

マリーエメと次に戻った時のスケジュールを確認して、マルチーヌの家へ、出発した。

バスでコンコルドまで行って、そこからメトロに乗り換え、市役所前で降り、マルチーヌの家まで歩くことにした。市役所前の駅から歩いて10分もかからない。サンジャックの塔が、目印だ。

今回の旅で会う友人たちの中で、アンリ夫妻は最も長い友人だが、その次に長い友人はこのマルチーヌとミッシェル夫妻である。気心も知れて、親せきのような友だちである。

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ランスから再びパリへ。

2021-02-25 07:19:39 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

パリへ帰る日がやってきた。しかし今日はベンもアンヌリズも仕事である。

自力で駅まで行くことになるなと思っていたら、なんと、同じランス市内に住んでいるアンヌリズのお父さんが迎えに来て、駅まで送ってくれるという。

 

もちろんこのお父さんのダニエルとは初対面である。ダニエルが来るのはベンもアンヌリズも出勤した後だ。

 

まずは、学校に行くオスカル、パロマを見送る。なんでもベンが彼らに「夏休みにアメリカに行くか、それとも日本に行くか」と聞いたら、「アメリカ」と答えたという。

こんなになついていても、子供は現金なものだ(笑)

アメリカの後にまた日本に来ると言っていたが、果たしていつになるのか。。。。

この時はそう遠くはないと思っていたが、コロナでどうなってしまうだろう。

そしてベンにお別れをし、アンヌリズともお別れだ。

「父は、時間には正確な人だから、安心して待っていて」時間に遅れるフランス人が多いが、この一言で安心できた。

 

迎えの時間まで、留守番の愛犬と最後の時間を過ごす。

そうだ、こんな素晴らしいおもてなしをしてくれた家族に、残った時間で、お礼に小さな色紙を残そうと思った。



そして、時間の五分前にアンヌリズのお父さんのダニエルがやってきた。静かで真面目そうな男性だ。

最近お母さんがなくなり、このお父さんは1人暮らしだという。

帰国してから気づいたのだが、ベンが来日したとき、アンヌリズのお母さんの名前を漢字で書いてもらえないか、と言っていた。サプライズプレゼントにするために。

そのお母さんがなくなられていた。もしかするとそのころ体調が悪かったのではないかと思えた。

優しいベンのサプライズプレゼントを喜んでくれていたことを信じたい。

 

駅まで送ってくれて、ホームの乗り場までチェックしてくれ、お礼に折り紙の鶴をプレゼントして、お別れをした。

(ダニエルと写真を撮らなかったことが、残念)

最後の最後まで、本当に素晴らしい家族総出でのおもてなしだった。

 

そんな余韻を胸に、パリへ向けて列車に乗り、パリ東駅に帰ってきた。

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ベンの両親

2021-02-23 00:08:59 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

ベンのお母さんは料理上手で、素晴らしい料理が待っていた。実は今回の旅行の前に,ベンから「フランス料理は食べられるか?」また「どんな料理が好きか」との質問があり、私は「ブッフ・ブルギニオン、キッシュ、アッシェパルマンティエ、エスカルゴ、白アスパラ、イルフロッタンなど」と答えたのだが、なんと、そのすべてをベン夫妻、そしてこの両親とで、かなえてくれた。

彼らの心が現れていて、感動させられたのである。

お母さんのランチは、その中で、メインがブッフ・ブルギニオン(牛肉の赤ワイン煮)に付け合わせは、グラタンドーフィノワと呼ばれる、ジャガイモのもクリームグラタン?のようなもの。

日本で見るのとは大きさが違う、ホワイトアスパラには自家製ソース、

Fossierのビスキュイ・ローズのパウダーを初めてみたが、デザートには、それを使ったケーキも、もちろん手作り。

そして、もちろんチーズ。

すべて、とてもおいしく、全部ペロッと頂けた。

食事の最後に、早くに食事を終えて退屈そうにしていたパロマちゃんが、突然踊り出した。しかも私が貸してあげた扇子を片手に、部屋を端から端まで動き回って。

歌も歌いながら、まるで女優か、バレエダンサーのようだった。

でも最初は誰も見ていなかった。母親のアンヌリーズは「誰も見ていないのに」と苦笑し、ベンは途中で気づき、大笑いしながらカメラを回し続けていた。

最後に彼女は本物のバレエのダンサーがするあの綺麗なポーズの挨拶をした。全員の大拍手と「ブラボー」のかけ声の中、この予想外のサプライズの大イベントは終了した。

 

その前にお兄ちゃんのオスカルは、何をしたのかおばあちゃんに叱られ、すねて泣いていた。

そんなオスカルちゃんのご機嫌を直したのは、おじいちゃん。根気よく優しく語りかけていた。庭に連れ出し、ブランコに乗せて一緒に遊んであげていた。

 

おばあちゃんは「だめなものはだめ」と一貫して厳しい姿勢だったのとは対照的だった。

そこに両親であるベンもアンヌリズも口出しはしなかった。

 

ご両親のおもてなしへのお礼にお抹茶を点てる体験をしてもらうことにした。料理上手のお母さんは、喜んで挑戦し、好奇心旺盛なパロマちゃんもチャレンジ。

そしてようやくオスカルもご機嫌が直り、みんなで散歩に行くことになった。もちろん愛犬も一緒だ。

このときはもちろんおばあちゃんも優しいおばあちゃんに戻っていた。

 

 

楽しいひと時はあっという間だ。

お礼を言って帰らなくてはならない。

いつかまたここに来る事があるかないかわからないが、三世代の温かい優しさが、心にいつまでも残る数時間だった。

 

ベンの家に帰った後は、また最後の夕食をいただき、これで三日間のランスの滞在も終わり、明日はパリへ戻る日だと思うと寂しさが募ってきた。

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丁重な扱いを受けちゃった!!!

2021-02-22 00:22:04 | 2019年春の旅行(シャンパーニュ・ロワール)

エレベーターのこんなくらい中から。

 

無事、救出された私たちを待っていたのはVIPルーム?だった。

 

責任者の女性は「このまままたカーブ巡りをされますか?」と聞いた。

若いスペイン人カップルは、「イエス」と答えた。

そんなに時間はかからないが、ベンは「この後、実家に行くのにもう時間がない。」(それもあるが、おそらくベンは、かなり参っていたというのが本当だろう)と言ったので、「前に見たことがあるし、今回はいいよ。実家へ行くほうが楽しみ。」と答えたら、VIP?ルームへ通された。

 

試飲のし放題で、そんなに飲めないのが残念なくらい!?

さらに一本ずつシャンパンもプレゼント。これは当然、と言ったところだろう。何事もなかったからよかったが、本当は一大事である。これくらいで済んでよかったと思うしかない。

ベンの友人も「ごめんなさい。」と言っていたが、「こんな貴重な経験もなかなかできないから」と笑って言っておいた。

実は、あのガイドの女性について「経験があまりないんだ、今日は彼女で悪いけど」と、乗る前にベンの友人が言っていたことを思い出し、「あなたの言うとおりだったわ。救出された時、真っ先に飛び出したわ。(笑)まるでイタリアの船長のようにね」と、付け加えることも忘れなかった。(こういうジョークがフランス人は好き)

もちろん、お礼も言って。「メルシーボクー」右がベンで、左が友人(これは来てすぐの写真)

「VIPルームにも行けたし、シャンパンのプレゼントもあったし、みんな無事で出られたのだから、よかったじゃない。」とベンに声をかけて、実家へ向けて出発。

 

エペルネーは、2010年も走ったお城のようなシャンパンカーブが並ぶ通りで、壮観である。

モエ・ド・シャンドン↓

ベンの実家ではベンの両親と、先回りして子供たちを連れて行ったアンヌリズが私たちの到着を待っていた。

 

初めて会ったとは思えないくらい、両親も温かく迎えてくれた。

 

まずはカーブでの顛末を一通り話し、軽くアペリティフとシャンパンをいただくことになった。

 

そのあとは、テーブルへ移り、ランチだ。



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