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フランス人交友記録

フランス人との交流を通して感じたことを書いています。

ディジョンの娘夫妻宅とひ孫たち

2020-12-29 08:17:58 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

初めての訪問だ。夫妻には何度かあっている。

そしてその夫妻は孫を預かっているとのことだ。つまりエスカレーターにとっては、ひ孫だ。ひ孫にも私はあったことがある。

可愛い女の子二人で、長女は前回一緒にかくれんぼをした。覚えているだろうか。約二年前のことだ。次女はその時はまだ一歳半くらいで、人見知りをしていた。

今日はどうだろう。

 

ここでは、ブリオッシュのようなものを、お茶うけに出してくれた。そしてワインだ。ランチでデザートを食べたことを悔やんだ。チョコレートも出てきた。

可愛い女の子たちは、ちょっとはにかみながらも、異国から来た客人を意識していた。

折り紙を始めると、すぐに仲良くなる。今度は次女のエバも少しは心を許してくれたようだ。

 

しかしお姉ちゃんのララほどではない。それでもエバもこちらが気になって仕方ないようだった。

帰りがけには、ララが大事なシールをくれるという。たくさんくれようとしたが、1つだけ頂くことにした。

 

ディジョンからリヨンへ。この経路は、二年前も同じだった。

その時もエスカレーターの家から、リヨンの同じ家族の家だった。

 

この経路について、大規模なストライキのため、大きく変更を余儀なくされたうちのまた一つであった。

TGVで行く方法とローカル線のTERで行く方法がある。

TERは少し時間はかかるが、安い。そして、有名なポール・ボキューズのレストランが車窓から見えるのだ。とてもカラフルなので、たまたま「あれは何?」となったのだった。

前回はTERで行った。

どちらでも動いているほうで行くしかない。もちろん日本で予約した列車は動かない。

バスで行くことも考えた。意外と時間はかからないのだ。しかも安い。1500円ほどであった。でもリヨン駅ではないところに到着するバスが多い。

ブラブラカーというのもある。しかし、それには、私の大型スーツケースは積むことができない。

 

どうしよう、どうしよう、と考えていた。

行けない場合は、パリに戻ることも考えていた。

そんな時、救いの手、ならぬ救いの声がかかる。

 

 
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アルザスからディジョンへ・・・

2020-12-28 08:18:03 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

一夜明けて、アルザスから今日はディジョンへ帰る日だった。

午後、娘さんの家に行くとかで、朝のうちに宿をたつようだ。

朝起きると、もう奥さんは掃除もしかけていた。朝ごはんを急いで食べ終えて、私も手伝った。

この夫婦、特におじさんは、宿のオーナーに何度となく電話をしては、文句?を言っていたが、鍵を返すためにオーナーが来てくれた時にも、同じことを言った。

 

この宿の問題点について。

その1

 まず、二組の友人で借りる際に、シャワールームの扉に鍵がかからないこと。

これにオーナーは「家族で借りられる方も多いので。問題はなかった」

エスカレーターは「しかしそうじゃない場合もある。鍵が無理なら、使用中の札を用意するべきだ」(なるほど、それはいいアイデアだと思った)

親せきのように仲良しでも、プライバシーは厳守であるフランス人、宿を探すときも、独立した寝室が二つあることも譲れない。

その2

テーブルクロスを汚さないために、ランチョンマットの用意をというエスカレーター

オーナー:「汚れても大丈夫。ちゃんと洗濯すれば落ちるから」

これは電話でも何度もやり取りがあったようだが、エスカレーターは手が震え、よくこぼすので、気を使っているのだ。それは言わず、ただ、「こぼすから」とといったのだが、よほど気にしたのだろう。

こんな白いテーブルクロスだった。

ぶつぶつ言いながら、ランチョンマットをお土産物屋で買って、毎回それを皆敷いて食べたのだった。

掃除もほんとうにきちんとするし、部屋もきれいに片づけて帰る、当たり前のことだが、そういうことはきちんと、もしかしたら、他の人たち以上にきちんとしているような気がする。

ぐずぐず言うけど、本当はいいところもたくさんある。

さて、お昼はディジョンの娘さんとこで食べると思いきや、ディジョン郊外の巨大スーパーに到着し、どうやらここのカフェテリア?のようなところでセルフランチのようだ。

そのカフェテリアの中をサンタクロースが歩いていた。

しかもこのサンタクロースの人は彼らの友人だった。

 エスカレーターはランチに、いのししの赤ワイン煮込み?のようなものをセレクトした。「美味しい」とパクパク食べている。ケーキもとった私に「また甘いものを食べるのか」と笑っていた。

 

 一旦ディジョン郊外の彼らの家に帰り荷物を整理した。

上の写真はエスカレーターの家にあるアルザスのチェス。初めて行ったときから、目に留まっていたものだ。

リヨンへ向かう前に、ディジョン内に住む娘夫妻に会いに行く。そのあとそのまま駅に行けるように荷物も積んだ。

 

 

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耳を引っ張られる!!!!罪を憎んで人を憎まず

2020-12-27 08:01:02 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

ヌガーを買って、また歩き出した。帰路に向かうのだった。

しかし、橋に差し掛かると、きれいなイルミネーションで、私は「待って。写真を撮りたいから」と大きな声で言った。

しかし、エスカレーターは振り向かず行ってしまった。・・・と、私は思った。

そこで、私もせっかく来たのだから、写真くらいは撮ろうと、撮り終えてから追いかけた。

・・・つもりであった。

しかし一向に追いつかない。後ろも振り返りながら、歩いて行ったのだが、見当たらない。

そんなに歩くのが速いとは思えないが、いないのでとにかく、駐車場まで歩いてみようと思った。

 

そして、駐車場の近くまで来た時、電話が鳴った。「どこにいるんだ?」「駐車場の近く」

待って、というから待っているんだ。ずっと」

「じゃあ、戻るわ」と戻り出し、半分くらいまで戻ったところで、とぼとぼ歩く夫婦を見つけた。

と、いきなり、耳をひっぱられた!!!!

「よく、聞きなさい。あれだけ、勝手に離れてはいけないといっただろう!!」と。

珍しく普段はおとなしい奥さんまでが「ずっと待っていたのよ!!!」と声を荒げた。

 

確かに私も悪かった。お互い疲れていた。

無言で歩き、車に乗った。

私は、まだ耳を引っ張られたことに腹が立ち、おさまらない。

しかし、奥さんはさっきあれだけ大きな声で怒ったのに、もう何もなかったかのように

「寒くなってきたね。大丈夫?」と優しく声をかけてきた。

ああそうだ!!!「フランス人は罪を憎んで人を憎まず」だったことを改めて思い出す。

 

 

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コーラス、そして反乱開始?

2020-12-26 08:03:05 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

ほぼコルマールの街を1周したくらい、よく歩いたので疲れ果てた。

 

運河にはベンチがあったので、腰を掛けて待つことにした。

しばらく一緒に座っていたが、まだ1時間以上あるというのに、最前列を陣取るように(といってもこの時点ではだれもいない)、奥さんと二人して立っていた。

つまり1時間以上この寒い中歩き疲れた足なのに、立って待つというのだ。

わたしでも(わたしには?)、とても無理だった。

ベンチから動かない私に「そんなところだと見えないよ」という。

「いいの。コーラスは聞くものでしょ。」(私も大人げなく?反乱開始?)

しかし、好きなことのためには、疲れも忘れることができるのか、他にどんな理由で寒空の中でじっと待てるのだろうかと、不思議に思う。

少し早い時間にリハーサル?の船がやってきた。私はこれを見ただけでも十分なくらいだった。

 

どんどん私の前に人が増えていったが、ベンチの上に立つこともできたし(フランス的?)、見えないこともなかった。それよりも夜も更けて寒さが増して来たほうがこたえた。

そして、時間になって、コーラスの子供たちを乗せた船がやってきた。

ウイーン少年合唱団のようなコーラスを想像してはいけない。村の子供たちが恥ずかしそうに控えめに歌っていた。それでも子供たちが可愛いということで満足できた。観衆たちからは「ブラボー!!」。

 

ある程度聞いたら、もうじゅうぶんだったので、運河の前のお店に入って暖を取ることにした。ヌガーの店だった。

私はそれまであまり好きではなかったのだが、ここのヌガーは美味しいと感じた。蜂蜜の味がしっかり、そして柔らかい。

ちらっと運河を見ると、コーラスも終わり、エスカレーターはきょろきょろと私を探している様子だった。このまま、しばらくじっとしてようかとも思ったが、まあちょっと気の毒なので、ここだよと、合図を送った。それでもちょっと不機嫌だった。「勝手に離れないように」と言われた。

 

 

 

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カフェで何も注文しない!?

2020-12-25 08:34:13 | 2019年クリスマスの旅行(アルザス・リヨン)

「え、Rien?」「そうだ、Rien(何もいらない)」

「わかりました。いらないのですね」と、びっくりはされたが不機嫌な様子を見せることもなく、店の人は戻って行った。

日本と違って水が出てくるわけでもないので、何も飲まず、ただ座っているだけだ。

日本だと、「おひとりさま、必ず1点のご注文をお願いします」という店もあるが、そういうことはない。

 

まだ私にぶつぶつ言う。「こんなふうに歩き回って本当に疲れた。こういう大きな町はだから嫌なんだ」と。

「だから、小さな村に行こうと言ったのよ。小さな村に行く?」

「いつだ?」

「今からよ。まだいけるわ」

コーラスがあるんだ。子どもが船の上で歌うんだ。夕方。村には行けない」

コーラスのためにアルザスへ一緒に来たのかもしれない。それくらい、コーラス、コーラスと言っている。

 

そして、ギャルソンが注文品を持ってくるたび、話しかける。

つまり、自分の態度が恥ずかしいことはわかっていて、関係を修復しようとしているのだった。

ランチの時もそうだった。アルザスはフランスではないと言いながら、にこにこしながら話しかけていた。

そういえば、注文するときもギャルソンに「フランス語が話せるか?」と聞いていたが(アルザスだから?)、これは別に悪気があってではないこととはいえ、フランス人にこんな質問をされるとは、驚いたことだろう。

 

そして、このカフェで、お勘定になった時、何も頼んでいないのに、「私が払う」と、言ったのだった。

つまり、「ケチで頼まなかったのではないよ」というアピールであろう。

 

こういうフランス人の高齢者も少なくないのか、お店の人は、上手に扱っているように見えた。日本では、むっとされることが多いと思う。

 

出口のあたりでも、まだしきりにさっきのギャルソンに話しかけている。

よほどばつが悪かったのであろう。

 

またてくてく歩き始め、エスカレーターがコルマールで一番願ったもの、子どものコーラスがある運河を目指す。

 
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