
誰だってため息をつくことはあります。
ただ、あまり大きな声でのため息は、聞いた人の気持ちを削ぐだけではありません。
何よりも、自分自身がその声を聞くので、自分の気待ちを、ほんとうにネガティヴにします。
さらに、ため息を何度も繰り返すと、いよいよ深刻になります。
ため息よりも深呼吸。
深呼吸は、体内にあらたな空気を取り込みます。
そして、停滞していた気分を新しい気分に変えます。
焦っている子に、「落ち着いて。ゆっくり深呼吸してごらん」。
昔から言う言葉には、それ相当の合理性があるのです。
気持ち一つで、意味がまったく変わってきます。
「気」が変わるといいますか、気持ちの流れが変わるという効果があります。
前向きな気持ちになれます。