
1月20日と22日の二日間に分け、3年生の高校受験に備えた面接練習を、校長・教頭・生徒指導主事の3人がそれぞれ面接官になり、行いました。
私は、20日に3年A組、B組、C組で、22日には3年D組、E組をそれぞれ2グループずつ(1クラスにつき6グループ、1グループは約6人)担当しました。
つまり、3年生全体の約三分の一の生徒たちに、面接練習をしたことになります。
「箕面市立第三中学校はどのような学校ですか」
「自己PRをしてみてください」
「中学3年間のなかで、一番印象に残っていることはなんですか」
「なぜ、本校を受験しようと決めたのですか」
「どのような高校生活を送りたいですか」
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いくつかの質問をして、順に答えてもらいました。
質問のなかでも、自分が前もって用意していた答えに当てはまる場合には、堂々と述べることのできる子が多くいました。
しかし、予想していなかった質問に対して、しどろもどろになって詰まってしまう子、その場で、即興で適切にこたえることのできた子など、さまざまでした。
また、面接後にはグループに対して、コメントをしました。礼の仕方からイスへの座り方、話し方のポイントなどのアドバイスもしました。生徒たちは真剣に聞いてくれるので、こちらも自然と熱が入ってきます。
ほとんどの生徒にとっては初めての面接の体験です。緊張するのは当然です。その中でも、自分の進路に向かい、一生懸命に面接に臨んでいる三年生のひたむきさや真摯な態度に触れ、私としてはすがすがしさを覚えました。
それとともに、どうか14歳、15歳の子どもたちに「入試で自分の力を最大限出してくるんだよ」と願い、エールを送らずにはいられない気持ちになりました。
入試前の面接練習には、いつも思いますが、私自身の心が洗われていきます。
かくして、子どもたちは一歩ずつハードルを越えていき卒業にむかっていきます。