勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

ヤマダ電機の憂鬱。

2015年05月25日 | 時事
不振にあえぐヤマダ電機は全国約1000店舗のうち46店舗を5月末までに閉鎖または業態転換すると発表しました。ここ関西ではヤマダは余り強くないので、「家電チェーンの日本一はヤマダ電機だよ~」と言ったら驚く人は多いですね こちらではケーズとかエディオンの方が目立つのは否めません。そんなヤマダ電機はこの閉店と開店による活性化(スクラップ&ビルド)で都会に戦力集中させ中国人観光客を狙い撃つつもりのようです。

しかし、近年の量販店の苦戦はどうでしょう。時代の流れの一言では言い切れないのですが「Amazon」や「価格コム」によるネット量販店の台頭はヤマダ電機にとって天敵であることには違いありません。正直、値段だけではネットにかなうわけが有りません。ではどうすれば良いのか・・・

実店舗で客と店員が生の声で接するところがネットでは決して味わうことが出来ない良いところなわけですから、その部分を強調するしかないでしょう!って話ですよね~。実際に家電量販店に行ってみると店員さんの知識レベルの低さに唖然とする場合があります。「インターネットで価格だけをご覧になって購入されるのと、私どものアドバイスとアフターケアを含めて当店で購入されるのとどちらがお得か・・・当店は自信を持ってお客様の為に販売させていただきますよ」くらいの言葉が全ての店員の口から普通に出てくればいいのになぁ・・・と思うのです。

まぁ、そのためにはネットで知識を引き出して来店している客よりも深い所で全ての商品を理解していないとダメですがね



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