勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

これからの中国。

2015年05月13日 | 時事
中国メディアの中国自動化網は・・・
中国の製造業が高度化するうえで日本やドイツに学ぶべきことは何かと論じる記事を掲載したようで、このことが中国国内で論じられ実践されれば日本にとっても脅威となるのではないでしょうか。記事では、世界的に高品質で知られるドイツ製品や日本製品もかつては「低品質」だった過去を持つと主張しています。

今や、中国という強大な国は成長から成熟に時期に入っていますよね。ここで中国の製造業レベルが正しい成熟に向かった時の「力」は世界をリードする事が出来るまでに完成される可能性を秘めてると考えます。私が子供の頃の日本製は本当によくつぶれました その昔私の親戚のところが煎餅を袋詰めする内職をしていました。子供が走り回る部屋の中で素手で煎餅を触っていたことを覚えています。食べ物にしたって昔の日本はちょっと怖い感じですよね~。今なら少なくとも使い捨てのビニール手袋をはめるでしょう。て言うか、もうそんな内職無いでしょう

海外からのドイツや日本のイメージは・・・
ドイツ=職人気質、日本=テクノロジー、という受け止められ方が強く実際にこれらが両国の発展の下支えになったことは間違いないですね。例えば、今や多くの家庭に有る“体脂肪計”のシェアは日本のタニタが世界ナンバー1です。しかも現在の体脂肪計の進化は目覚ましく、機械に乗るだけで無線を使ってアイフォンに情報を転送し健康管理アプリで自分のからだづくりをすることが出来てしまうくらい。そのうち音声で「○○さんの健康状態が落ちています。10間のストレッチと30分ほどの有酸素運動が必要です」と言われ、まるでSF映画のようになるのも近いのではないでしょうか

「パクリ」等の有りがたくない汚名を付けられている中国の現状ですが、もともと日本にしても「パクリ」から始まった訳でやがてそれは独自技術に発展することになるのは「取り組み方の精神」に他なりません。この記事はそこの部分を的確に指摘していますので、あとは中国現地での捉え方だけということですね。逆に言えば、そこに危機感を覚え更なる進化を目指すことこそ重要だと思います・・・



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする