勇者の大局観

ヘボ投資とつれづれなる日々・・・
(投資に関する投稿は私感に基くものです)

映画『大統領の執事の涙』を鑑賞。

2015年05月01日 | 映画
一昨年の映画ですが観ていなかったのでDVDにて鑑賞です。
いやぁ、久しぶりに感動する良い映画を観た感じです!学生諸君に是非とも観てもらいたいと思います。
主演の執事役はフォレスト・ウィテカー。『パニック・ルーム』でちょっと良い悪人の役をしていたのが記憶にあります。古くは30年近く前の映画『ハスラー2』に出演。この映画は日本でビリヤードブームを巻き起こしたきっかけとなった映画ですのでオールドの方はよくご存知かと・・・ あの時代は本当にビリヤードが大流行で私もよく行きましたね~。
この方、今回大統領の執事ということで偉い黒人なんだと思いきやとんでもない!フォレスト・ウィテカー演じる「セシル・ゲインズ」という黒人は綿花畑で働く奴隷の息子に生まれました。思わぬ出来事から使用人として働くようになり、黒人が生きていくためのルールを肝に銘じ出世を重ねます。そしてついに大統領の執事という最高峰にまで上り詰めるのです。観ていると1950年代当時のバリバリの人種差別の中、いかに黒人が出世をするのが難しいかがよく解ります。そして歴代の大統領の“ひととなり”が非常によくわかり面白い。セシル・ゲインズの子「ルイス」は白人に従順な父親に反抗し、我命惜しまずの黒人解放運動のリーダーとなりますが最後の場面では思わず涙がこぼれてしまいました・・・

Yahoo映画のレビューが非常に高かったので、がっかりはさせないだろうと思いながらの鑑賞でしたが観終えて完全にやられました すばらしい感動です。当時の差別の中で生きていく黒人たちの苦労は想像を絶するものがあったろうし、それを画面を通して感じ取れたことは非常に良かったと思いましたぁ。

まだの方は是非ツタヤで借りてきて観て下さい。(私はゲオですが・・・^_^;)

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