緩やかなアップダウンが続いたあと・・・・・
13キロから激下りが再開。
92キロ越えの体重で足をぶっ壊さないようある程度セーブして走る。
つづら折れの狭い道路沿いに田畑と家が交互に現れる。
この幅でこの勾配なら雪降ったら車の運転は随分怖いんだろうなあとか考える。
不思議なのはあまり空き家がないこと。皆さんこの土地が好きなんだろうなあ。
しかし長い下りだこと・・・・。
後半にまた上りがあるからココで足使っちゃうわけにはいかない。
15キロ過ぎ。ちょっと平坦なところも出てくる。
平坦地が上り坂のように感じる。
17キロでから上り。
さすがに歩いているランナーが増えてきた。
さっきまで下りでらくちん走行した後にこの坂だから走れないわなー。
こっちはまだ足は終わってないのでゆっくり走りと歩き併用で登っていく。
集落の人が家から出で一所懸命応援してくれてんだもの、走らんわけにはいかんわな。
それと人を抜いていくのが楽しくなってきた(わずかばかりの優越感)
18キロ。
幸いなことに湿度は高いが曇り空で気温が上がらないから走りやすい。
例年は日が差して気温が上がって苦しむことも多いそうだけど、今年は良かったみたい。
振り返ると歩いてるランナーが多い。
それでも絶対的に苦しそうでなくて淡々と登ってくる感じ。
段々道が細くなっていく。さすがにこれでは走れなかった。
(この田んぼ道が結構キツイ)
ココが終盤の大きな上りの最高点らしい。2キロで150mくらいは登ったかなあ。
何度も言うが備中高梁歴史マラニックの上りに比べたら、ずいぶん楽だった。
19キロを2時間27分で通過。ココであることに気づく。
あと5キロは下り基調だから頑張ればグロスでも3時間きれるんじゃね?
ココでやる気スイッチオン。
20キロ。キロ6分切るペースに。
下りを利用して目いっぱい飛ばす。20~21キロはキロ5:44
途中で小刻みなアップダウン。前を行くランナーに狙いを定めて一人一人抜いていく。
21~22キロは7:49。途中の上りでちょっと歩いた。
22~23キロ。ココは5:33。
早くゴールしてクールダウンで歩いてるランナーさんの応援を受ける。
道の周りが開けてきた。ゴールが遠くに見えた。
さあ、振り切るぜ。
ココでもソーラン節の応援。高校生の頑張りに思わず鳥肌が立つ。
凄いよこの子たち。
どこの大会でもそうだけど、ゴールが近くなると応援が増えてくる。
この建物の先を左に曲がればゴールの会場。
前にいるランナーはみんなぶち抜くつもりで加速する。ココでインターバル練習が生きてくる。
中学校の校庭に入る。もう少し。
グロス3:00、ネット2:56でゴール!!。
あー楽しかった。
完走した後に振舞われたそうめんが美味しかったあ。おもわず、お替り。
本日のコース。
ラングラフのログ。
高低差はこんな感じ。
やっぱり最初の上りも高低差400mを7キロかけて上がるので思ったほど急こう配じゃなかった。
エプソンのログ。
一つの集落で24キロのコース組めるって、案外凄い事かも。
ペースはこんな感じの体重92キロのメタボランナーでも、ほぼ最後尾(多分後ろから10番目くらい)から700人抜き。
今回はなんだか久々に走ることを楽しめた大会だった。
みかた残酷マラソン。来年も出ようかなあ。
おしまい。
住人に愛されているマラソン大会で、町おこしのお手本みたいな感じ素敵でした。
それとアップダウンも激しいから「残酷」の名前を冠するのかなって思いましたが、疲労するはずの後半からグイグイ順位を上げて最後は「楽しかった」ですから、タフなコースでも力強く走れていて圧巻でした。今回も臨場感のある記事で楽しかったです♪
リピーター多いとは聞いてましたが、納得の大会でしたー