
ゴールデンなウイーク後半戦初日の朝7時。松江の気温は11℃。
走るにはこれくらいの気温がちょうどよい。

お堀端の菖蒲も咲き始めた。

2キロほどアップして5:30でテンポ走にトライ。
5:30、5:31、5:21、5:26、5:25、5:23
5:25、5:23、5:23、5:23、5:22、5:27
の12キロで今日の練習は終了。
水曜に5:00ペースで400mインターバルを10本やったおかげか、5:30ペースはそこまで苦しく感じなかった。
奥出雲ウルトラおろち60kから3週間たってるし、疲れも抜けたかな。

2キロほどダウンジョグして本日の練習は終了。
今日はコレで終わらない。
汗を流して、お弁当の準備をし、1時間ほど車を走らせてやってきたのは

出雲市の荒神谷遺跡。遺跡を見たいんじゃない。
ボランティア活動で県の自然保護レンジャーを仰せつかっていて、今日はその活動で中国自然歩道のパトロールなのだ。

一旦、史跡公園を抜けて、市道から山に入っていく。

途中で階段に突き当たるので登っていく。

ギンリョウソウが咲いていた。

階段を登りきると、蓮台寺に到着。
出雲三十三番観音霊場だそうな。なので本尊は聖観世音菩薩とのこと。
人が住んでる気配がないので無住のお寺らしい。

本堂の左側から山道に入る。

雲南市の光明寺に繋っている昔からの道が中国自然歩道に指定されてるわけ。
丁地蔵はその名残。

里山をゆっくり登っていく。
想像してたより山道は緩い(16キロ走った足でもそう思う)
山腹沿いや尾根を進む道で昔からの街道なのがよく判る。

ミツバツツジはもう終わりかも。

尾根を一つ越えて下って、橋を渡る。

橋を渡った先にはため池の大きな土手がある。
排水施設はそれなりに新しい。20年前後で改修した感じ
別ルート(神戸谷)でココまで車で上がれるようだ。

土手横からある木道に入る。

コレ、夏場はかなり薮化してるんじゃないかなあ。
ココまでゴミの類を一切見かけないので、あまり人が歩いていないようだ。

タニギキョウ。

うーんダニが怖いな。一応長袖長ズボンだが。

もう尾根を越えて谷に降りる木橋を渡る。
ここまで資材どうやって運んだんだ? 組み立て式のようなので人肩運搬ってやつ?

不意に尾根筋に出る。
ココが高瀬山と光明寺との分岐点。とりあえず光明寺に向かう。

山腹を巻きながら道は続いていく。

500mくらいかなあ、平坦な地形に出くわす。
ここまでくると光明寺は近いので、もしかしてそれに関連する施設があったのかも?
まあ高瀬山自体が山城だったので、そちらの関連かもしれないけど。

尾根らしき地形にたどり着く。

標識があって、光明寺と加茂岩倉遺跡の分岐点になる。
加茂岩倉遺跡へのルートはいずれ行くとして、今回は光明寺に向かう。

下っていくと石段に突き当たる。その石段を登っていくと・・・・。

出雲霊場7番札所、光明寺。ここまで6キロ。
本堂の建物はチョット変わってるね。唐風というのかね。

雲南の山並み。ここで折り返しとする。

フタリシズカ。

チゴユリ。

ヒメハギ。

帰りに高瀬山に寄ってみることにする。

所々、滑りやすい風化した露岩の部分があってロープが張られている。
山城だけになかなかの勾配。

開けた部分があって振り返ると三瓶山が見えた。

ツクバネウツギ。

ようやく山道が緩くなると山頂が近い。

山頂に到着。
この山には荒神谷とは別の登山ルートがある。
山城後の形跡を見たいならそっちがおすすめではある。

13時過ぎての遅めの昼食。
冴えない色合いの56歳男のお手製弁当。

でも景色が美味しくしてくれる。
晴れならもっと美味しくなってたかも(笑)