23年日本、是枝監督。この監督とは合わないを知るために見た。
高評価だろう。ホンは監督が主に書いているのか・・
「幻の光」昔、初見。3本は見ている。
どれも共通は日常、子供を描くがリアリティがないこと。
CM、ドキュメント系を撮っていたのに。
イライラ、わからない映画だった。
「怪物」というタイトルからして、意識しすぎ。
長野諏訪市が舞台。田舎の校庭も広々、緑が多く、すぐ森がある小学校。
スマホを二人とも所持、東京でも小学校からは、多くはない。
クラス内いじめが多く、主演の児童二人、みなとたちは
いじめられてる側と思う。
みなとに永太の教師は「男らしく」「男だから」と何度もいう。
みなとは体が大きく中学生に見える。
彼は友人、獅童の息子、父子家庭、と仲がよく、
ゲイでは・・という評もあったが。どうか?
深夜2時まで起きている友人。火事は彼が放火したのか・・
教師はいじめを形式的に謝るだけ、特に校長田中裕子の存在、意味がない。
「一番の宝は結婚し家族をつくること」
校長は孫を車でひき、罪を夫にかぶせているらしい。
みなとの母、安藤サクラは学校にいじめをいうが、常に
謝罪だけで終わる。母も激怒。担任教師がいじめていると思っている。
実は違うらしい。
サクラのセリフ、え、え、なに、なに。繰り返す。
わかりにくい。ぶつぶつ。
森の中に廃電車がぽつんと放置。
これは電鉄会社、いいのか?
危険、犯罪の場所になりやすい。
米映画「雨のニューオリンズ」の廃車を思い出す。
二人は秘密で会い、飾りをつけたりして遊ぶ。
現実を描きたいのだろうが、描けていない。
ラストは観客に丸投げ。怪物、はだれでしょうかということ?
セリフにも違和感あり。それでもカンヌで脚本賞らしい。
信州の消防団が火事の現場へ。
現地の方が、エキストラなど協力している。