言語空間+備忘録

メモ (備忘録) をつけながら、私なりの言論を形成すること (言語空間) を目指しています。

台湾人か中国人か

2009-05-08 | 日記
日高義樹 『米中石油戦争がはじまる』 (p.172)

台湾での世論調査が示されています。

 台湾の人口の八四パーセントは、もともと台湾にいた人々ではなく、中国からやってきた人々だといわれている。だが二〇〇四年に台湾の名門、国立政治大学が行なった世論調査によると、四一パーセントの人が自分は台湾人だと答えている。一九九三年、十二年前の調査では台湾人だと答えた人は一七パーセントだったから、この十年あまりで大きく増えたわけである。
 一方、中国人だと思っている人は、一九九三年の調査では、二〇パーセント以上だったが、今回の調査では一〇パーセント以下に減ってしまっている。


 台湾独立の是非を考える資料になります。

 この傾向が、近年著しい、中国の経済発展によって、どのように変わっているのか、あるいは変わっていないのかが、気になります。