日高義樹 『米中石油戦争がはじまる』 から。
アメリカ上下両院の特別委員会の報告は、次のように述べている、と書かれている (p.48) 。
「何が起きても日本の責任だ」というのは、いくらなんでもあんまりではないか、という気もするが、中国にしてみれば、尖閣諸島周辺は中国の領海だから日本の責任だ、ということなのであろう。
日本はもちろん、日本の領海だ、と考えている。
また、アメリカの文書に「日本の領海」と書かれているから、アメリカは日本の領海だと考えている。
日中間で意見が対立しているけれども、アメリカが日本の見解を支持していることは、日本にとって、決定的に重要である。
アメリカ上下両院の特別委員会の報告は、次のように述べている、と書かれている (p.48) 。
「二〇〇四年四月、中国の原子力潜水艦が不法にも日本の領海に侵入した。これに対して日本政府は尖閣諸島の公式な所有権を主張したが、中国は激しい勢いで反発し四月十四日、日本政府に引き下がるよう警告書を送りつけた。警告書には『何が起きても日本の責任だ』と書かれていた」
「何が起きても日本の責任だ」というのは、いくらなんでもあんまりではないか、という気もするが、中国にしてみれば、尖閣諸島周辺は中国の領海だから日本の責任だ、ということなのであろう。
日本はもちろん、日本の領海だ、と考えている。
また、アメリカの文書に「日本の領海」と書かれているから、アメリカは日本の領海だと考えている。
日中間で意見が対立しているけれども、アメリカが日本の見解を支持していることは、日本にとって、決定的に重要である。