腰痛を早く治してまた走りたいとか言ったら、「どうしてもがんばってしまう、そんな自分だということでしょうか‥」と、丁寧な物言いで怪訝な顔をされた。
大人になってスポーツをしているって言うと、自分の意思で取り組んだことがまったくない人だと、何か部活のように強制されてやってるとか、健康のためにやっているとか、なにかやらされているというふうにしか捉えられないことが少なくない。たとえばスポーツジムに行って . . . 本文を読む
元ヤンキーだという36歳ジム友が汗に濡れた髪して近づいてきた。いつもいるスタジオプログラムにいなくて、マシンジムに行くといたので、「間に合わなかったの?」ってきいたら、ほんの一瞬戸惑う表情を浮かべて、ちょっと強張った笑顔で、「今日はね、ちょっとね、走ったんだよ。なんかね、自分と戦ってみたかったんだよ」って言った。
「格好いいィ!」って言ってあげると、少し照れて「ほんと? 今日イチかなぁ」ってよろ . . . 本文を読む
久しぶりに日曜朝のテレビを観た。観たいものがあったわけではなくて、テレビをつけて、番組表を見て、右へ左へと番組を覗き見て、辟易した。
なぜか3つの局が安保法案についての討論をやってたのには驚いた。そして民放2つがだらだらとわけのわからない展開で聴くのが苦痛だった。無関心だった人が自分なりの考えを言うという企画なのかと思ったら、自分の意見なんてない人たちだったので日本語がおかしかったし、内容が支離 . . . 本文を読む
東洋経済Onlineにある弁護士が佐野氏に対するネット上の誹謗中傷はネット上のリンチであって、民主主義社会では許されない行為だといった主旨の発言があった。個人のメールアドレスが公開されて、オンラインショップで利用されたり、家族、親せきの情報がネットで公開されるっていうのは確かに耐えがたいだろうし、やっちゃいけない行為だ。
ただ佐野氏もそのネットの力を利用してパクリを繰り返し、大きな名誉を手にしよ . . . 本文を読む
「でも、どうせ・・・」という言葉がよく飛び出す女性がいて、先日も、原発再稼働はどうする、火力発電は増やしていいのかってな話題で、可愛い目を強張らせて「でも、どうせ・・・」と押し黙った。
どうしてこんな話題になったのかよく覚えていないんだけど、廊下の雑談の流れなので、そんな深刻な感じで話していたわけではない。それに原発再稼働の安全性にまず触れたのは彼女の方だった。だから、ぼくなりに「ほんとに安全な . . . 本文を読む