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野球観戦もサッカー観戦もあまり興味がない私ですが、唯一、テニスだけは観ている。
先日ウィンブルドンが終わり、36歳のジョコビッチが20歳のアルカラスに負けた。
アルカラスの才能は、本物だった。
アルカラスが他のプレイヤーと、違うのは、がむしゃらに勝ちたいという感じがしない。
テニスが楽しくて、楽しくてしかたない。という感じ。
遊び感覚なんだ。もちろん、強いスマッシュやエース級サーブももっているけど、ほかに、ドロップショットや正確なロブもあげられる。
なんの動揺もなく、ただ、ただ、その場のテニスを楽しんでいるように見える。
完全に世代交代だ。
長く続いたフェデラー、ナダル、ジョコビッチ、の時代が終わろうとしている。
試合が終わって準優勝のジョコビッチのスピーチの時、あまりの悔しさなのか、ジョコビッチは涙で言葉を詰まらせた。
ジョコビッチは、まだまだアルカラスに勝つために頑張ろうとしていたんだ。すごい。
私だったら、絶対あきらめる。
しかし、アルカラスの才能、センスは秀逸。
チチパスや、メドベージェフや、ズベレフ、ベレッティーニだってまったく勝てないのだから、いままでのテニスの形を変えてしまった。
ほんとに見ていておもしろい華のあるテニスをしてくれるので、これからも楽しみだ。