履きなれない高いヒールのパンプスを、履いて
颯爽と、出社したNATSUから、
午前中に、連絡がはいり
「今日、うちにいるの?」と・・・
賃貸物件の掃除をしていた私は、「いるけど・・・なんで?」
「会社の階段から落ちて、みごとに弁慶の泣き所を・・・やられた~、会社まで、迎えに来て」と、
「え?骨折?」と、私が聞くと
「もう、痛くて立ち上がれず、会社の人に付き添われて、
お医者さんに連れて行ってもらい、レントゲンをとったけど・・・
骨折はなく、打撲だって・・・」
「じゃあ、歩けるでしょう」と言う私に、
NATSU「・・・」
そう、実は、NATSUは歩けたのです。
ただ、会社で、すごい大事になってしまい、
本当は痛みも10分くらいで治まっていたにも、かかわらず、
かっこ悪くて言い出せず、
最後まで、おおげさな演技をするNATSUなのでした。
で、結局、私、会社まで迎えに行きましたが、
たぶんNATSUは、会社では、かわいいキャラのねこをかぶっているに違いない。