英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

リーディングと音について

2015年02月19日 23時46分50秒 | 日記
よく分からないタイトルを付けてしまいましたが。

先だってのTOEICでリスニングは満点を取れたもののリーディングは425点とひどい出来だったこともあり、最近は時間を見つけてはPart 7の問題を解いたりしています(文法パートは正答率100%なので、点を落としているのはPart 7がほとんどのはず)。私は基本的には”問題を解いて力をつける”という考え方には反対の立場を取る人なのですけど、900点くらい取れる力がある人ならそういう練習もありだと思っています。力のない人が問題を解いて力を付けようなどというのはナンセンスですけどね。最近そういう方法がはやりのようですが、これも多くの人が大学受験勉強のようなクダラナイものをそのまま引きずっている証拠だと思います。

それはさておき、Part 7の問題を解いていると単なる英語力以外の能力も要求されていると実感します。長々と書くのは面倒なので一言で簡単にいうと、「正解を正しく絞り込むための根拠拾いの技術」が必要なんです。リスニングセクションや文法セクションでは、”純粋に英語的に”これはダメ、これは正解、と判断すればいいのですが、Part 7に関しては英語を読んで内容を理解した上で、さらに、選択肢を正しく絞り込むためのちょっとした頭の働かせ方のコツ、を体得する必要があるのです。

私が最近解いた問題で例をあげると、バスの車内での飲食は禁止と本文に書かれていて、本文には書かれていない内容の選択肢を選ぶいわゆるNOT問題として、「ジュースの持ち込みは禁止されている」という選択肢が正解というのがありました。飲食するのは禁止だけど持ち込みが禁止とは書かれていない(だから本文の記載と合致していない)というのです。こんなの、”きたねぇー”というしかないのですが、こういうのをチャッチャと選んでしまえるような、Part 7独特の対応スキルが必要なんですね。私はおそらく、こういう所で多くの問題を落としているのだと思います。

しかーし、しかしです。ここからがタイトルの話につながっていくのですが、問題を解く際にいかに上記のようなある種のスキルが必要となる面があるにせよ、英文を圧倒的に早く読むことさえできれば、時間をかけて選択肢の1つ1つをじっくり吟味できることになり、変なスキルが無くても確実に正答できるはずなのです。上記のような落とし穴にはまるということは、結局は英文を読む速度がまだまだ十分ではないがために内容把握もおぼつかなくなっているということなのです。

なので、”いかに速く、そして正確に英文が読めるか”ということがやっぱり本質的になってくるのですが、”速く読む”という事を考えるときに私が昔から気になっている事が1つあります。それは、”読むときに頭の中で1つ1つの文字の音を再現しますか、しませんか?”ということです。言ってること分かります?

' I love you.' という英文を読むときに、”ア・イ・ラ・ブ・ユー”という音を頭の中で響かせながら読むか、そうでないのか。昔、英語学習に関するある本を読んだときに、”頭の中で音を再現する読み方はダメだ。そんなことをするから英文を読む速度が遅くなるのだ”というような事が書かれているのを見たことがあります。実はそれ依頼、このことが気になっています。だって、私の場合、日本語の本を読む時でも音が頭の中で鳴り響いていますから。音を一切思い浮かべずに読むなんてことができるのか!?と思ったりします。でもまあ、日本語だと確かにできなくはないです。でも、相当気持ち悪いです。表意文字だからできるのではないか、英語のような表音文字では無理ではないか?と思ったりもします。

達人は、音を一切思い浮かべずに英文が読めるのでしょうか。目でアルファベットを追うだけで意味が取れてしまう?確かにそれができればスピードは上がるような気がしますが、少なくとも我々日本人には相当厳しいような気がします。皆さんはできますか?試してみて下さい。