英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

評価基準

2010年04月18日 07時46分08秒 | 日記
徒然なるままに。

人を評価するときの基準として「優秀な人か、そうでないか」が言われることが多いですが、私が最近一番重要だと思うのは、「強い人か、弱い人か」ということです。

どういう所で強さが試されるかをあげてみると、まず、自己の能力を磨くという過程においても、その努力に伴う苦痛に耐えられるかどうか、は強い人かどうかにかかっているでしょう。割と優秀な人でも何らかの足りない能力を磨く必要に迫られることは常にあるわけで、学生時代に至れり尽くせりの環境で塾や予備校の先生に育ててもらった「優秀もどき」な人間はここで脱落することも珍しくはありません。受験勉強マニアが本当の意味での勉強熱心な人とは限らないからです。

次に、何の仕事をするにしても、一発で成功するなんてケースはまれで、通常は一つの成功の周りには十や二十の失敗があるものです。その失敗にめげず、途中で投げ出さずに結果を求めて挑戦しつづけることができるか、これも強いか弱いかにかかっているでしょう。

また、社会というものは理不尽なもので、皆が平等にチャンスを与えられるとは限りませんし、残念ながら、誰しもが常に公平で正しい評価を受けられるとも限りません。評価する側も不完全な人間ですし、そもそも公平性を保つことなんて事自体は企業の目的ではありませんから、そんな細かい事に気を配る暇などないわけです。学生時代みたいに、成績が一番の人が一番大事に扱われるというような単純な世界ではないのです。そういう理不尽さに対して、「今はしゃーないな」と受け止められるだけの心の広さ、捲土重来に向けてモチベーションを維持し続けるだけの強さがあるかどうか、が極めて重要です。ここで力尽きて自暴自棄になる人は非常に多いと思います。

あらゆる理不尽さに耐え、途中で投げ出さずに、必要な努力を怠らない。どう考えても弱い人間にはできない芸当じゃないですか。

あえて言わせてもらえば、私は弱い人間が嫌いです。勝手にくじけて勝手にフェードアウトしてくれるのなら知ったこっちゃないのですが、彼らはその過程の中で往々にして周りに迷惑をかけ、心配をかけ、強い人の足を引っ張ることが多いからです。

ある程度の高等教育を受けたホワイトカラーなんて特に、頭なんて少々良くて「当たり前」ではないでしょうか。

何でこんな事を書くかって?はい、私もしんどいんです(笑)。でも、くじけませんよ。調子のいい時に頑張るのは誰でもできますからね。本当にしんどい時にどこまで踏ん張れるか。それであなたの「価値」が決まるんじゃないでしょうか。投げ出すのはいつでもできます。