英語・ダイエット・その他徒然なるままに

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ここまでやるのだ

2021年12月19日 11時08分27秒 | 日記
例のカマキリの卵を冷蔵庫に保存していましたが、日に当てないでいいのかとか、乾燥が気になったりとか色々心もとないので(まあネット等で普通に推奨されている方法ですが)、外に設置することにしました。ただし、外に置くとなるとそれなりの”防御”が必要になります。カラスや猫対策はもちろんのこと、ハチなどの他の昆虫対策(寄生や捕食)も考えないといけません。

無論、自然界ではそんな事はお構いなしで運がよかった奴だけが孵化できるという厳しい掟が存在するだけなんですけど、自分の手で保護した以上はできるだけのことをしたいです。

ということでちょっとした加工をしてみました。

普通は虫かごに入れて外に放置、まあそれで虫やカラスは手も出せないし十分なんでしょうけど、密封された虫かごだと雨が中に溜まってしまうのが気になります。かといって昨今、金網式の虫かご(昔なつかしいタイプ)がなかなか無いんですよね。

ということで雨が降っても吸収できるように、プランターに土を入れてその上に枝ごと刺す方式にしました。こんな感じ。



10個だって言ってたのに11個になってますね。そう、昨日、写真にある支え用の枯れ枝を取っていたときにまた1つ見つけてしまったのです。こんどはチョウセンカマキリの卵でした(右から三番目。明らかに形が違うでしょ)。以前「あやしい卵」と言ったのが一番右。どうみても他とは異質な形してますよね。こいつの正体が知りたいのですが、孵化させて幼虫を飼育して観察するようなところまではできないですね。右から5番目の少し大きめの奴が地面に転がっていた奴。私が見つけなければ今頃は踏み潰されてるか、野良猫に食われてるか、風でどこかに吹き飛んでるか、腐り果てるかして、今頃はこの世に存在しなかったことでしょう。是非無事に孵化してほしいですが。

で、このむき出し状態のまま外に放置するのはあまりに無防備なので、防虫ネットを張ります。これでハチなどの寄生昆虫対策にはなるでしょう(もう冬なので奴等もいないでしょうけど)。



あとはカラスや猫などの動物対策ですが、ここでどうするか悩みました。ちょうどいい大きさで、雨や風を普通に通せて、かつしっかり収納できる”箱”的なものがなかなかないのです。ゴミ用のカラスよけは大きすぎるし。ということで色々調べてみた結果、ワイヤーメッシュを使うのが一番簡単そうだったのでそうすることにしました。こんな感じでワイヤーメッシュをジョイントで結合して箱にします。



全部100均で売っているものなので、合計2000円ちょっとしただけです。もっとカッチリしたものができるのをイメージしていたのですが、ジョイントでつないだだけでは面の自由度がまだまだ大きくて、結構グラグラと”稼動”します(笑)。かなり不恰好なシロモノです。けどまあ、カラス・猫対策にはなるのでこれでいいでしょう。ここまでやるか(笑)って感じですが、カラスや猫は冬にもウロウロしている一番の”強敵”なので、これをやらないと意味がないです。

で、最後にこの手作りケースの中にいれて完成。



このようにしっかり守られています。ここまで手厚く保護されているカマキリの卵は世界中でもコイツラだけではないでしょうか。まったく過保護ですねぇ。



ということで、この状態でベランダに放置。雨ざらしです。あとはできるだけ自然での状態に近づけた方がいいと思うので余計な手出しはしません。まあ時々様子をみて、日照りが続くようなら霧吹きでもしてやって、くらいですかね。台風や大雪の日は一時的に暖房を入れていない室内に回収した方がいいと思いますが。

まあ、ちょっと金と時間を食ってしまったけど(私も暇人じゃない)、命を預かった以上はこれくらいはしてやらないと。ここまでやると孵化するシーンを見たい気になりますが、家で孵化されても大変なことになるので、おそらくそのシーンが来るまでに自然に返すことになるのでしょうね。名残惜しいですが。