英語・ダイエット・その他徒然なるままに

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就職活動ですか

2010年10月27日 23時07分33秒 | 日記
テレビとか雑誌でたまに目にするのですが、近年の就職活動って、大変なんですね。
まあ不景気というのが大きいのでしょうが、大学3年から就職活動って、我々世代にはちょっと考えられないです。

我々の頃は、大学とか大学院を出て、教授の推薦状でほぼ上がり、という感じでしたが、今は何十社も受けるのが普通で、しかも、グループディスカッションとか何とか、コミュニケーション能力って奴を徹底的に問われるようで。私なんかは一発で落とされるだろうな。

でもねぇ。20歳過ぎやそこらの学生に、何がやりたいかとか、どんな人生経験、どんな人脈づくりをしてをしてきたかとか、そんな事を聞いてもまともな答えなんか返ってくるわけないと思うんです。

なんか「人間力」みたいなものを無理に求めているような気がしてなりません。逆に、将来の就職活動を意識してそっち方面の「自分磨き」ばっかりやっている奴の方が、よっぽど胡散臭い気がします。

どれだけ物事に対して一生懸命真剣に取り組むか、学生としての本分(=勉強)をどれだけ真面目にやってきたか、そういう「真面目度」の試験とか、あるいは、どれだけ正確に物事を判断できるかの「地頭」の試験、そんなものでいいと思うんです。人間力とかリーダシップもいいけど、そんなモノは所詮、何の専門性も中身も裏づけてくれやしません。結局は実質のないスカスカなものだと思いますがねぇ。

就職してから必要なことをしっかりと勉強して身につけられる「基礎力」「忍耐力」、本当に大事なのはそっちだと思います。それがあった上で、その中で人間力とかリーダシップに長けている人が、先で人の上に立てば良いのであって、20歳やそこらの学生風情に後者を期待しても、上っ面の”ごっこ”にしか過ぎません。いるんですよねぇ、口だけ達者で威勢だけ良くて、一見やり手のように見えて、実はものすごーく頭の悪い奴。結局は独りで何もできない、スキルの無い奴。

この歳になって思うのですが、やっぱり、どれだけの知識、技術があるのか、最終的に人生どこまで高い所にいけるかを左右するのは絶対にそっちです。理系・文系関係ありません。自分が生きていく分野でどれだけ高いスキルを持っているか、やっぱりそれなんです。本当に、もっともっと、ガリ勉しておくべきだったと、歳を取れば取るほど痛感させられるのです。仕事の質を決めるのは結局"実力”なんです。

ということで、学生さん、やっぱり勉強第一・知識第一、ですよ。こればっかりは後で取り戻そうと思っても無理です。逆に、性格なんてその気になれば幾らでも変えることはできます。勉強してください。