英語・ダイエット・その他徒然なるままに

趣味の英語学習(TOEIC 970点)やダイエットの成功談など、色々書いていきます。

田舎って、、、

2010年04月05日 20時53分52秒 | 日記
野球の話が続きますが、私には1つ、いやーな思い出があります。

某田舎(どこかで言ったかな?)に引っ越したあくる年の81年、小6の夏休みのことです。学年全員(!)、といっても40名程度、が夏休み期間中、野球部または水泳部のどちらかに属して強制的にしごきを受けなければいけないという、それはそれは驚きのお達しが下されました。

都会育ちのゴリゴリの受験戦士だった私にはカルチャーショックもいいところ。「へ?何それ?」と目がテンになりました。都会の同級生は中学受験を控えてがり勉してるというのに、この学校ときたら、、、俺をむりやりアホにしようとする気か!?と、開いた口がふさがりませんでした。運動部でもない人間にそんな事させて、何の意味があると言うのでしょう。

私は仕方なく野球部を選びましたが、夏休みのほとんどの間、朝から夕暮れまで丸一日、学校のグラウンドで、今まで何の縁もなかった(ちなみにその学校にはもともと野球部なども無い!)野球の練習をやらされることになったのです。アホとしか言いようがないでしょ。

指導者は保護者有志(すなわちド素人)、水分補給は昼休憩の1口のみ。凡打すればケツバットをされ、その保護者の息子がほぼ自動的にエースに抜擢。。。狂気の世界です。

当時の私はすでに太っていたので、否応なしにやりたくもないキャッチャーをやらされました。これ、めちゃくちゃ恐いんですよ。バッターに空振りされた時、ボールが一瞬消えますから。今まで何の経験もない人間にいきなり実践でキャッチャーなんかやらせて、怪我でもしたら責任とってくれるのか!

てか、この野球の練習の時、左目にボールが強打したことがあったのですが、おそらくその時の影響で左目の視力が右目よりかなり悪いんです。なんでこんな目に逢わなきゃいかんのか。。。

で、夏休みの最後に市の大会か何かに出たのですが、もろくも1回戦負け。アホかと。補欠の私はグラウンドに立たせてもらうことすらありませんでした。俺の小学校最後の夏休みを返せ!勉強したかったのに!と心の中で叫んでいました。

田舎なんてこんなもんです。アホの極致です。脳味噌まで筋肉でできた奴らに体育会のノリを強制させられ、かといって、指導方法は無茶苦茶。そりゃ、勉強もスポーツも都会に勝てるわけありませんよ。

当時の私は真面目な子供でしたから、こういうのをサボるという発想がありませんでした。私が保護者なら、学校ごと訴えるでしょうね。

いくら最先端の受験戦士でも、ひとたびこんな環境にぶちこまれてしまったら、もうオシマイ。こうして私はどんどんバカになっていったのでした。

そこのお父さん!脱サラ田舎暮らしなんて、幻想にすぎませんよ!やめときなさい。クダラナイから。第一、田舎は仕事がありませんから。