まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

天気次第

2009年05月11日 21時40分43秒 | Weblog
 ラディッシュ、セルバチコ、小松菜、水菜、小カブ・・などの種蒔きをする。

 今年に入って4回目の種蒔き。だいたいそれぞれの個性も分かってきた。場所によって出来るもの出来ないものもある。
 2回目に種蒔きした場所は就農以来初めてまともなホウレンソウが出来た。しかし、他の菜っ葉はサッパリ。3回目に蒔いた分と収穫期が重なってきた。出来も良くない。異常気象で産地がずれ込み野菜不足、野菜過剰の日本地図を縮小した状態。
 このまま出荷先が見つからなければ土の肥料にと機械で潰す事になる。

 何を蒔いても良く育ち、予定通りいくような場所は無いだろうか?乾燥が続く時は山側の湿気た場所が良く育ち、雨が多い時は良く乾く逆側が育ちが良い。
 2週間3週間天気を予測できれば良いのだけど・・・。

 農業は天気次第とよく言ったもの。今こそハウスの中で天気にはそんなに影響されずに作れるようになったが私のように露地中心の栽培は天気次第。
 種蒔きだって雨が続けば蒔く事ができない。

 こんな自然を受け入れる事ができなく、人間の欲を更に突き進めると計画的にしかも農薬を使わなくキレイな野菜をとなる。行く先は野菜工場にたどり着くのだろう。
 しかしエネルギーを費やし環境負荷の大きい栽培は安全な野菜を作る場を確実に奪っていくのだけど・・・・。欲というのは自分勝手なもの。