まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

B品

2009年05月22日 23時39分45秒 | Weblog
 “なちゅらぶ”店長から電話が鳴り「ブログ見ました。小松菜潰すなんてもったいない!」と。
 話をよく聞くとお菓子に加工するということ。小松菜を?という感じだったのだけど「私たちはプロだから」と言われハッとする。

なちゅらぶ→http://www.natulove.jp/

 第一次産業の私たちは底辺の部分にあって多くの無駄とリスクに常にさらされているのだけど第二次産業の製造側または消費者とどれだけスムーズに意思交換をするかでその無駄とリスクは大きく軽減されるのだと改めて思う。
 それは市場出荷ではまずありえない形で農家直売だからこそ出来る事。

 ただ時期の過ぎた物は下処理に手間が掛かるという事。恐らく多くの製造側は手間の時間より高くても出来た物を仕入れることが多いのでは?と思う。
 セットのお客さまはご理解いただけると思うけど野菜を洗い、食べられない部分取り除く、特に製品となると特に気をつけなければいけない、これはホントに手間の掛かること。
 私が卸した野菜が正規の値段よりも安いとしても手間代は十分に正規の値段と同等に反映する。むしろこういうものを取りたがらない店が多いという事はそれ以上かもしれない。

 “なちゅらぶ”さんには路上販売の時からお世話になりっぱなし。お互いがメリットがある取引ではあるけど私たちみたいな農家に声を掛けていただくことはホントに嬉しいこと。

 店長はとてもパワフルで素敵な方ですよ。