まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

オーガニックスパイス

2008年06月21日 21時44分51秒 | Weblog
 やっとゴボウを一畝救出。胡瓜はベト病が蔓延しだす。摘心に手が回らず葉が茂りすぎたため湿度が上がったことが原因だろう。二番手も出始めている。ノーマークの胡瓜に病気が出だした。初めての土地は予想外のことが多い。
 作業を終え家に帰ると、いいスパイスの香りがする。最近インターネットで買ったオーガニックのスパイスでニンジン、玉ネギ、大根だけ、油もあまり使わずにカレーになったと嫁が言う。本来のカレーはこういうものなのだろう。ある野菜とスパイスで作ったもの。
 シンプルなほど野菜は生きる。有機野菜の料理は今の料理法とは違いシンプルに使った方が美味しい。むしろフランス料理みたいにあれこれ加えると一つ一つの個性が邪魔しあってマイナスだ。今回は何よりもオーガニックスパイスが驚くほど香りがいい。本物はやはり違う。スパイスまでオーガニックの家は少ないだろう。だがこれほど違いがあるならばもっと多くの人が拘ってもいいはず。スパイスもコーヒーと同じで貧困と強い関わりがある。このスパイスの会社、利益の50パーセントを産地に還元している。フェアトレード(公平な貿易)である。私達は知らずに貧困に関わりを持ち、直接的に原因を作っていることを知らなければいけない。まずは使い捨てではなくまともな物を見極める目を培う必要がある。