まつなが畑のはたけ日記

農ある生活をするため奈良御所市金剛山の麓に農地を借りスタート
素人農業の何気もない日々の日記

農家の喜び、悩み

2008年06月16日 21時25分30秒 | Weblog
 全体的に夏野菜が遅かった為ナス、キュウリ、トマトが出来るまで今あるもので粘る。小松菜はさすがにだめそう。長い間畑においてあり食害も酷い。収穫しても食害部分を取り除くと3分の1ぐらいになる。セット野菜を始めると種類が多い方が良い、手間だがこの時期に菜っ葉があると嬉しいのは私だけだろうか。農業を始めてまず菜っ葉地獄が待っていた、種類も少なくカブ、小松菜が嫌ってほどあった、しかも売り先が無いから我が家でひたすら食べた。毎日、朝昼晩すべて菜っ葉、一回の量もすごい。もう嫌だと思ったのにこの時期になると不思議と菜っ葉が恋しくなる。夏は硬く雑草もすごく虫食いできれいな物が出来ない、しかし手間でも少しでも作ろうと思ってしまう。冬物よりも味は劣るが喜びは一入だ。
 一般家庭ではスーパーに行けば一年中きれいな野菜が手に入るが、我が家ではそういう訳にはいかない。しかし、それが生活にリズムを作り四季折々の喜びがある。この喜びはタダで喜べるのに本当今の時代はもったいないことをしていると思う。