米原駅前に車を停め、7時台の新快速に乗車。今回は京都駅の一つ手前で降りました。(山科での下車は初めてではないものの久しぶりでした。)そして地下鉄東西線に乗り換え。
そんなこと言われてもねぇ。
二駅先の蹴上で下車し、向かったのはこの寺院。ここは晩年の阪田三吉と当時の現役最強棋士だった木村義雄八段(後の十四世名人)との大勝負、いわゆる「南禅寺の決戦」が行われた場所。ということで、将棋ファンの私として一度は訪れなければなるまい、と思っていました。
ところが、ここに至るまでにそこそこ歩いたのと既に結構蒸し暑かったこと、さらにLindaは仏教にまるで関心がないので、庭園の入口まで来たところで引き返そうと主張。私も一人で中に入る気まではなかったので有名な三門や水路閣(水道橋)などを見て回るだけにしました。
上画像が琵琶湖疏水ですが、これを利用して盗んだ浮世絵の原版を運ぶという推理小説を読んだことがあります。(捜してみたらこれでした。)
看板の矢印通りに進み、同じく前から歩いてみたいと思っていた小径へ。琵琶湖疎水沿いに設けられた遊歩道です。外国人観光客数組とすれ違いました。
「哲学の道」の起点から終点まで歩きました。そうなると次に目指す場所はあそこしかありません。
ということで世界遺産の東山慈照寺(銀閣寺)へ。
「どこに銀が使われているの?」という予想された質問に対して「そういうことじゃない」と説明しておきましたが、どこまで伝わったかな?
まだ時間が早いこともあり、金閣寺のように大変な人の波に押し出されてしまうこともなく、ゆっくり見物することができました。苔や竹が好きなLindaはたいへん気に入ったようです。
建物は地味ですが、私も庭園はこっちの方が断然好きですね。
入って間もなく小雨が当たり始めましたが、あと少しで出口というところで本降り。そして休憩所に辿り着いた時はどしゃ降り。大勢の観光客が雨宿りのため次々と駆け込んできましたが、ほとんどが外国人。そして耳に入ってくる会話は圧倒的にスペイン語でした。
小降りになったので外に出てバス停に向かいましたが、うまい具合に京都駅行きが到着。待ち時間なしで乗れました。そして平日だったお陰で混雑もなし。(なお前乗り&料金前払いを理解していない外国人観光客が何人も戸惑っていました。バス停には注意書きがなかったのでしょうか?)
駅に近づくにつれて路面の水たまりは小さくなり、駅前は全く濡れていませんでした。どうやら局所的な通り雨だったようです。
連絡通路から反対側(八条口)へ。15分ほどで別の世界遺産に到着。ただしそれ自体が目当てではなく・・・・・
毎月21日開催の弘法市でした。(ちなみに東寺の骨董市として他に毎月第一日曜日の「ガラクタ市」もありますが、違いは判りません。休日ゆえの混雑は嫌なので来ることはないでしょうけど。)
Lindaはボリビアへのお土産に着物(羽織)が買いたいと言っていました。実際、それを売っている露店も複数あったのですが・・・・・洗濯機で丸洗いできる純綿製のはないか尋ね、玉砕していました。店の人が言うには「絹製でなければポリエステルになってしまう」とのこと。そもそも無理な注文だったようです。あと小さい鯉のぼりも欲しかったようですが、出品はなし。(季節外れのため?)結局購入したのは3枚1000円の花柄手拭いだけでした。
東寺を出て北へ向かい、ガードをくぐって再び線路の北へ。梅小路公園を通ってやって来たのは・・・・・(園内に京都水族館もありますが、5月に海遊館へ行ったためパス。)
テレビで何度か見た場所で前々から興味はありました。せっかく近くまで来たので、ついでに。
入ってすぐ、往年の名車両がお出迎え。画像右のオレンジと緑のツートンカラーは本当に懐かしいです。
この0系新幹線(初代新幹線電車&世界初の高速鉄道車両)が走り始めた1964年に私はまだ生まれていません。
さすがに現役バリバリの700系は展示されていませんでした。
最初の国産蒸気機関車とのこと。
ジオラマショーがあるという館内放送を聞いて2階へ。すでに座席はいっぱいで立ち見となりました。
この「ドクターイエロー」(保守点検用車両)というのも鉄道番組で何度か目にしましたが、運行される日や時刻は非公表なので、実物を見るのは至難の業のようです。
ショーもそうでしたが、とにかく子どもが多くてやかましい。いくら休日を外してもまだ夏休み中なので、ここでは無意味でしたね。Lindaは傍若無人の振る舞いにとうとう我慢できなくなったようです。それで屋外の転車台や扇型車庫を見物した後、速やかに退散しました。(300円で乗れるSLもスルー。当地で本物に乗れるから別にいいですけど。)
旧二条駅舎(資料展示館)です。
場合によっては夕食も京都で、と考えていたのですが、すべての訪問地で予定を繰り上げたため16時前に帰宅。
Lindaとは5回目の京都観光(大原含む)でしたが、見たかった&見せたかったところはだいたい行き尽くしたので、しばらくは同地を訪れることもないと思います。(もちろん仕事は別です。)次行くとしたら宇治とか市内でも少し離れた鞍馬あたりですかね。ただし紅葉シーズンは(涼しいものの)大混雑に閉口するのが必至なので敬って遠ざけます。
ちなみに紅葉見物ということなら既に候補地として県内の2箇所をピックアップしています。一つ目は先述のSLに乗って(2度目)。もう一つは最近有名になりつつある湖西の峠。そちらは朝なるべく早く着いた方がいいみたいです。(混むからではなく、こういうのが見たいからです。)両方とも行くかも。
追記
今年のSL北びわこ号の運行は11月10日までのようです。そうなると最終日でも紅葉が不十分の可能性があり、その場合は日を改めて別の方法で行くことになるかもしれません。
そんなこと言われてもねぇ。
二駅先の蹴上で下車し、向かったのはこの寺院。ここは晩年の阪田三吉と当時の現役最強棋士だった木村義雄八段(後の十四世名人)との大勝負、いわゆる「南禅寺の決戦」が行われた場所。ということで、将棋ファンの私として一度は訪れなければなるまい、と思っていました。
ところが、ここに至るまでにそこそこ歩いたのと既に結構蒸し暑かったこと、さらにLindaは仏教にまるで関心がないので、庭園の入口まで来たところで引き返そうと主張。私も一人で中に入る気まではなかったので有名な三門や水路閣(水道橋)などを見て回るだけにしました。
上画像が琵琶湖疏水ですが、これを利用して盗んだ浮世絵の原版を運ぶという推理小説を読んだことがあります。(捜してみたらこれでした。)
看板の矢印通りに進み、同じく前から歩いてみたいと思っていた小径へ。琵琶湖疎水沿いに設けられた遊歩道です。外国人観光客数組とすれ違いました。
「哲学の道」の起点から終点まで歩きました。そうなると次に目指す場所はあそこしかありません。
ということで世界遺産の東山慈照寺(銀閣寺)へ。
「どこに銀が使われているの?」という予想された質問に対して「そういうことじゃない」と説明しておきましたが、どこまで伝わったかな?
まだ時間が早いこともあり、金閣寺のように大変な人の波に押し出されてしまうこともなく、ゆっくり見物することができました。苔や竹が好きなLindaはたいへん気に入ったようです。
建物は地味ですが、私も庭園はこっちの方が断然好きですね。
入って間もなく小雨が当たり始めましたが、あと少しで出口というところで本降り。そして休憩所に辿り着いた時はどしゃ降り。大勢の観光客が雨宿りのため次々と駆け込んできましたが、ほとんどが外国人。そして耳に入ってくる会話は圧倒的にスペイン語でした。
小降りになったので外に出てバス停に向かいましたが、うまい具合に京都駅行きが到着。待ち時間なしで乗れました。そして平日だったお陰で混雑もなし。(なお前乗り&料金前払いを理解していない外国人観光客が何人も戸惑っていました。バス停には注意書きがなかったのでしょうか?)
駅に近づくにつれて路面の水たまりは小さくなり、駅前は全く濡れていませんでした。どうやら局所的な通り雨だったようです。
連絡通路から反対側(八条口)へ。15分ほどで別の世界遺産に到着。ただしそれ自体が目当てではなく・・・・・
毎月21日開催の弘法市でした。(ちなみに東寺の骨董市として他に毎月第一日曜日の「ガラクタ市」もありますが、違いは判りません。休日ゆえの混雑は嫌なので来ることはないでしょうけど。)
Lindaはボリビアへのお土産に着物(羽織)が買いたいと言っていました。実際、それを売っている露店も複数あったのですが・・・・・洗濯機で丸洗いできる純綿製のはないか尋ね、玉砕していました。店の人が言うには「絹製でなければポリエステルになってしまう」とのこと。そもそも無理な注文だったようです。あと小さい鯉のぼりも欲しかったようですが、出品はなし。(季節外れのため?)結局購入したのは3枚1000円の花柄手拭いだけでした。
東寺を出て北へ向かい、ガードをくぐって再び線路の北へ。梅小路公園を通ってやって来たのは・・・・・(園内に京都水族館もありますが、5月に海遊館へ行ったためパス。)
テレビで何度か見た場所で前々から興味はありました。せっかく近くまで来たので、ついでに。
入ってすぐ、往年の名車両がお出迎え。画像右のオレンジと緑のツートンカラーは本当に懐かしいです。
この0系新幹線(初代新幹線電車&世界初の高速鉄道車両)が走り始めた1964年に私はまだ生まれていません。
さすがに現役バリバリの700系は展示されていませんでした。
最初の国産蒸気機関車とのこと。
ジオラマショーがあるという館内放送を聞いて2階へ。すでに座席はいっぱいで立ち見となりました。
この「ドクターイエロー」(保守点検用車両)というのも鉄道番組で何度か目にしましたが、運行される日や時刻は非公表なので、実物を見るのは至難の業のようです。
ショーもそうでしたが、とにかく子どもが多くてやかましい。いくら休日を外してもまだ夏休み中なので、ここでは無意味でしたね。Lindaは傍若無人の振る舞いにとうとう我慢できなくなったようです。それで屋外の転車台や扇型車庫を見物した後、速やかに退散しました。(300円で乗れるSLもスルー。当地で本物に乗れるから別にいいですけど。)
旧二条駅舎(資料展示館)です。
場合によっては夕食も京都で、と考えていたのですが、すべての訪問地で予定を繰り上げたため16時前に帰宅。
Lindaとは5回目の京都観光(大原含む)でしたが、見たかった&見せたかったところはだいたい行き尽くしたので、しばらくは同地を訪れることもないと思います。(もちろん仕事は別です。)次行くとしたら宇治とか市内でも少し離れた鞍馬あたりですかね。ただし紅葉シーズンは(涼しいものの)大混雑に閉口するのが必至なので敬って遠ざけます。
ちなみに紅葉見物ということなら既に候補地として県内の2箇所をピックアップしています。一つ目は先述のSLに乗って(2度目)。もう一つは最近有名になりつつある湖西の峠。そちらは朝なるべく早く着いた方がいいみたいです。(混むからではなく、こういうのが見たいからです。)両方とも行くかも。
追記
今年のSL北びわこ号の運行は11月10日までのようです。そうなると最終日でも紅葉が不十分の可能性があり、その場合は日を改めて別の方法で行くことになるかもしれません。
その後ガードレールが高くなって我が家からは見えなくなりましたが。