未読のラテンアメリカ文学を見つけたら、片っ端からアマゾンの「ほしい物リスト」に突っ込んでおき、安価な中古品(送料込みで500円以下が目安)が売りに出されるのを待って購入するようにしています。最近では6月に入手したこれが秀逸でした。士官学校を舞台とした小説ですが、試験問題の盗難のカンニングの発覚から波紋が広がり、ついには演習中に事故を装った殺人まで起こってしまいます。そのスリリングな展開に全く飽きることがありませんでした。で、先日このニュースを読んだ時に反射的にそれを思い出した訳ですが、現実の方は教官が不正に加担していたというのが情けないし、LINEによる拡散もいかにもみみっちくて幻滅。小説のネタにはならないですね。
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