国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

二刀流

2024-01-02 | 日記
昨日午後二人で散歩していた時、Lindaがたまたま持って出ていたスマホが鳴りました。それまで聞いたことのない不気味な音で。見たら緊急地震速報。その後間もなく、震度4の地震が発生したという市の防災情報があちこちのスピーカーから大音量で流れました。(私たちは全然感じませんでしたが。)そういう事情で夕食後に観るつもりだった番組複数(ウィーンフィルのニューイヤーコンサートなど)はことごとくキャンセル。年末に格安で買った中古DVDを視聴することになりました。(まだ被害の全容は明らかとなっていませんが、被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。)

私はブックの日本語対訳を読めばいいので字幕をスペイン語に設定。英国での公演であることぐらいしか知らないまま再生を始めたのですが・・・・(主役級歌手のうち男女1名ずつは私もよく知っている実力者であることも再生後に確認しました。)

オーケストラピットが映し出され、登壇したのは見覚えのある顔。

序曲が始まってようやく、若き日(42歳)の「三大テノール」の一人と判りました。ピアニスト兼指揮者は珍しくないですが、声楽家で指揮もするのは彼ぐらいしか思い付きません。

この「こうもり」はオペレッタ(喜歌劇)ということもあり、オペラと比べたら自由度は断然大きいのですが、この公演では(元からの演出かアドリブかは不明ながら)台本にないセリフがバンバン飛び出し、客席の笑いを誘っていました。また第2幕(舞踏会)の出し物として30分近くも続いたパフォーマンスも堪能できました。(通常は既所有だったDVDのように数分間のバレエのみだと思うのですが、クラシック畑でないゲストの歌やコントまでも披露され、ことごとく大喝采を浴びていました。)が、この公演でおそらく一番受けていたのは・・・・・

第3幕で看守がなぜか歌い始めたオペラのアリア(ヴェルディ「アイーダ」から「清きアイーダ」)に指揮者が呼応した場面。


私も腹を抱えて笑わせてもらいました。こちらで読めるカスタマーレビューも概ね好意的ですが、それにも納得の名盤です。
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