国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

旅を終えて1(敗因分析)

2019-02-19 | 帰省(2018〜19)
travelgenio travel2be 評判 トラブル
さて、今回の渡航における敗因(決して負けた訳ではないですけど)として、真っ先に「三流(以下)航空会社のチケットをお世辞にもネットでの評判が良いとはいえない旅行代理店から購入したこと」を挙げない訳にはいきません。

まず槍玉に挙げるのはTravelgenioですが、リマ〜ラパス便がなくなっていることを知らせなかった時点で「ダメダメ旅行社」の烙印を押されて然るべきです。帰国後直ちにカスタマーサービス宛(customer.service@travelgenio.com)に返金要求の英文メールを送りましたが未だに返事なし。

また上画像ページ記載の電話番号にかけても延々と音楽が流れるだけ。客をバカにするにも程があるというものです。


続いて糞Peruvianにはコパカバーナ到着後に経緯説明と苦情、返金および補償要求のメール(スペイン語の文面はLindaが作成)を上記(再掲)の返金担当および苦情処理担当宛に送り、さらに帰国後は余分にかかった経費の明細も添えた同趣旨の英文を私が作成&送信しました。その後ですが・・・・・


上のような自動返信メールが届いただけ。それぞれ30日、60日以内に連絡あるいは対応するとしか書かれていません。とくに下の返金係の方は英語で "email's saturation reason"(メールが飽和状態にあるため)とあることから、私たちと同じような被害に遭った人達からの「金返せ!」メールが殺到しているのでしょう。

この「乗ってはいけないペルビアン航空」というページはコチャバンバ到着後に見つけたページですが、それを知っていたら絶対にこの糞航空会社は利用しませんでした。なお、リンク先に「多くの割合を占める外国人旅行者は返金を受けることができないまま帰国することになりました」とありますが、このおそらく経営基盤も脆弱であろう三流(以下)の会社が返金要求の一つ一つに誠実に対応していたら潰れてしまうであろうことは容易に想像でき、それゆえにダンマリを決め込むという作戦を取り続けているということは十分考えられます。

そうなると私たちも泣き寝入りという結果に終わるかもしれませんが(もちろん先述の期限を過ぎたら催促メールを送るなど抵抗は続けるつもりですが)、「そういうこともあるだろう」と半ば達観しています。(ここまで悪評を撒き散らしている会社は早かれ遅かれ淘汰されるでしょうし。)

そうなれば決して安くはない授業料を払わされた格好となりますが、そこから何も得られなかったという訳ではありません。この苦難を耐え忍び、一致協力して乗り越えたことで二人の結束が一層強くなったのは確かです。

追記
 本文で触れたTravelgenioのカスタマーサービスのページでは、プルダウンによるオプションの選択でメッセージが送れることに気が付きました。そこで改めて「金返せ!」と送信したところ、翌日に返事が届きました。「航空会社に連絡して "authorization document"(承認書?)を発行してもらって下さい。それとともに請求すれば返金の用意はあります。」という内容でした。そこで糞Peruvianにそれを依頼するとともに「もし返金されたならば余分の経費だけ補償してもらえば良い」と書いて送りました。両社から「糞」が取れ、三流(以下)から格上げとなるのか見ものです。

追記2
 1月末たまたま見つけたTrustpilotというレビューサイトにTravelgenioについて日本語で書いたところ、その日の内に英語でレスが付き、本当に(英語とヘンテコな日本語による)メールを受け取りました。中身は「お問い合わせに関して、返金をリクエストするために航空会社に連絡する予定であることをお知らせします」というもの。その後はまるで音沙汰なし(そもそも本当にやり取りが行われているのか甚だ疑問)なので、3月に入って糞Peruvianの回答期限の60日を過ぎたら両社に進捗状況を問い合わせてみるつもりです。

3月1日追記(進展あり!)
 昨日Travelgenioに糞Peruvianから何か回答はあったのか問い合わせてみました。その2時間後に返事があり、2月14日に返金処理を行ったとのこと。

上はそのメールに添付されていた画像の一部です。フライトのキャンセルを知らせなかったために私たちが酷い目に遭ったという事実は消えませんが、とりあえず事後処理はきちんとしてくれたようなので、これ以上の糾弾は止めにします。ただし当方の銀行口座への返金はまだ。万が一にも口約束だったら法的手段に出るかはともかく、消費生活センターに訴えることぐらいは考えています。(これを機に同社の頭に付けていた漢字を削除し、表現も一部改めましましたが、あくまで暫定措置です。)

なお、これらのやり取りは全て英語で行いました。スペインの会社相手なので、やろうとおもえば西語でも可能でしたが、向こうの母国語ゆえ難しい表現が頻出すると解読に骨が折れるし、それ以上に交渉で不利になる(言い負かされる)のを懸念したからです。私は普段英語はあまり好みませんが、こういう時に役立つことは認めない訳にはいきません。(泣き寝入りはやはり良くないということですが、外国語ができないとどうしてもそのリスクは高くなりますね。)

一方の糞Peruvianですが、昨年12月27日に最初の苦情メールを送ってから60日以上経過しているにもかかわらず何の回答も寄こしませんので、今日再度の催促メールを出しました(そして例の自動返信)。今回はTravelgenioの返金手続きへの協力に一応礼を述べておきましたが、フリアカ行きのLATAM航空便などキャンセルによって生じたコストの弁済は改めて要求しておきました。ところで今回トータルの経費を計算してみたところ・・・・・(以下時系列で)

 リマからフリアカへの航空券購入費:154.2 × 2 = 354.4USドル
 フリアカからプーノへのタクシー代:30ソル
 プーノからコパカバーナへのバス代:40 × 2 = 80ソル
 コパカバーナのホテル代:80ソル
 コパカバーナからコチャバンバへのバス代:73 × 2= 146ボリビアーノ
 コチャバンバからラパスへの航空券の日付変更手数料:30 × 2= 60ボリビアーノ
 クスコのバスターミナルからホテルまでのタクシー代:7USドル

ソルとボリビアーノについてはネットの通貨換算ツールを利用し、合計すると444.391USドルになりました。返金予定額が44,711円(ほぼ400USドル)なので差額は約44USドル。つい笑ってしまいました。

これくらいなら許してやってもいいか、という気分になっても不思議ではないかもしれませんが、これまでの不誠実な対応を考えるとそうもいきません。(慰謝料を要求しても罰は当たらんでしょう。直接経費ではないものの下痢の診察費や薬代がかかったし、時間的にも大きな損失を被りましたから。)そこでメールの追伸にこのブログ記事のURLを貼るとともにその概要を説明し、さらに「INDECOPIのオフィスには行けなくともこのページを通して訴えることはできる」としたためておきました。(ちなみにその追伸だけは西語で書きました。)今回もどうなるか見ものですが、せめて文字だけでも誠意を示してくれたら水に流してやってもいいかな、とは思っています。

さらに追記
 相手に重い腰を上げさせるにはやはり「外圧」があった方が良いだろうと考え、上記INDECOPIのサイトから苦情申し立てをしておきました。40ドルぽっちが惜しいからではなく、連中がこのまま尻拭いもせず、のうのうと過ごしていると想像しただけで気分が悪くなってくるからです。

3月2日追記(誠意なし)
 翌日servicioalcliente@peruvian.peから例の自動返信が届きました。まったく誠意の欠片も感じられません。今回の「30日以内に・・・・」というのもどうせ口から出任せでしょう。一方、INDECOPIからは長大な返信を受け取りました。実際に訴えるとなるとめんどくさそう(読むだけでも大変)ですが、今後どうするかをLindaと協議します。

3月8日追記
 その後動きがありましたが、だいぶ長くなったので新規投稿として上げることにしました。
Comments (5)
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