国際結婚はたいへんだった(第2章)

ボリビア人女性との国際結婚に至るまでの道のりを記録するために立ち上げたブログです。最近は妻との日常生活を綴っています。

はじめに

私(Yasuhiro)とボリビア人のLinda(通称)は2015年9月29日にニューヨークで結婚しましたが、翌2016年の1月3日にも妻の実家があるコチャバンバで式を挙げました。3ヶ月以上もの日を措いて2度結婚することになった訳ですが、その「たいへんだった」経緯については「結婚@NYまで」のカテゴリーにまとめています。

悪運尽きたり

2018-07-22 | 日記
朝6時に家を出て10分も経たないうちに田村駅に到着。今回もちょっと早すぎました。

確かにこの駅は反対側ホームに渡るため階段を上り下りするしかないなど不便ですが、長浜バイオ大学の学生が通学に利用している割にはこの程度の利用客を2倍以上に増やすというのはちょっと無理っぽいような。(長浜駅ですら4千人台ですから。)

予定より1本早い6時17分発の姫路行き新快速に乗りましたが、草津線は本数が少ないため結局同じ列車(7時28分発)に乗ることになります。

今回の車両は忍者ではなく見慣れた緑色でした。

Lindaが読んでいるのはこの本(下)。日本の昔話の紙芝居を面白がっていたので、講談社英語文庫の古本をブックオフで2冊買いました。

これを読み終わったら星新一のショートショート集「きまぐれロボット」、そして宮沢賢治が2冊(短編集と「銀河鉄道の夜」)あります。

発車直前に柘植行きは前寄り4両のみで後ろの車両は貴生川止まりとの車内アナウンスが。(電光掲示板にも書いとけよ。)慌てて移動しましたが、その前の車両は座席の方向転換ができない旧式でした。

柘植駅からはディーゼル式の気動車。今回は「山城列茶」でした。それにしても既に何回も乗った区間だといい景色を見ても感動しませんね。なので今回は風景写真はなしです。すんません。

終着駅の加茂ホームで次の列車(大和路快速)を待っていた時、ふと電光掲示板を見たら・・・・・・あれ?

「草津線」と「運転見合わせ」で検索してみたところ、こういうことでした。私たちが乗るのがもうちょっと遅かったらアウトでしたね。前回も複数のトラブル情報と遭遇しましたが、すんでの所で難を逃れることができました。それで「本当に悪運が強いなあ」と思ったのですが、今回はとうとう捕まってしまいました(後述)。

ところで先日示した旅程表を見れば明らかなように、この大和路快速に乗っていれば終点の大阪に着きます。またその次の木津で乗り換える学研都市線にしても東西線を経て尼崎まで行けます。つまり、そのまま乗っていれば良いところをわざわざ乗り換えて遠回りをしているという訳です。過去数回の鉄道旅は近江塩津、和歌山、柘植の中継地3駅を決めればほぼ自動的にコースが決まる(他に選択肢がない)文字通りの「大回り旅行」でしたから、今回の方が「いかにも無駄なことをしている」感は圧倒的に強いです。

これに「ほうしゅつ」以外の読み方があるというのは衝撃的でした。(車内で「まもなく放出です」という電光掲示を撮影したものの削除してしまったことが悔やまれます。)

こちらは路線検索時に「くぼでら」「くほうじ」「くぼうじ」と入力したものの正しく変換されなかったため、諦めて1字ずつ入力しました。(めんどくさかった。)素直に全て音読みするという発想に至らなかったのが敗因です。なお、学研都市線に続いておおさか東線の車内もえらく冷房の利きが悪いなあ、と思っていましたが、気付いてみれば「弱冷車」の表示がありました。(この三文字熟語も新しい用語のせいか変換に難儀しました。)

京橋駅の東西線ホームで撮影。乗り換え時間7分で立ち食いソバは無理でもコンビニで買い物するには十分です。先日述べたように大阪や京都はもちろんOK。それを和歌山経由の大回りにした途端に(故意に1本遅らせない限り)ノーチャンスになってしまうのはやっぱり腑に落ちません。

聞いていた通り東西線はほとんど地下鉄でした。蛇足ながら画像右にLindaが写っています。尼崎で敦賀行きに乗り換え、予定通り大阪で下車。(結果論ですが、もし降りなければたぶん何事も起こりませんでした。)

エスカレーターを上ったところ、コーヒーショップとセブンイレブンしか見当たらなかったので、後者で弁当その他を買って昼食を済ませました。が、後でホームから階段を下りてみたら駅弁販売店やパン屋さん、レストラン&バーなどがありました。早まった!


13時ちょうど発の長浜行き新快速が入線。(ルール上できませんが、)これに乗ればそのまま帰れますから、ここでも「無駄なことをしている」感が満載です。私たちが乗るのはその15分後の敦賀行き。(前に述べたように京阪神と敦賀が1本の普通列車で繋がっているというのは何気に凄いことですね。それも北陸新幹線の全線開通までかもしれませんが。ちなみに大阪延伸は2030年予定としばらく先です。)ですが、ちょっと気になることがありました。

アナウンスによれば敦賀まで行くのは前寄り1〜4号車で5〜12号車は近江今津止まりです。ところが電光掲示板の行先にはそれが反映されていない。やはり湖西線も琵琶湖線に倣って「近江今津方面敦賀」とすべきではないでしょうか?

英語表示はさらにいただけません。"Tsuruga" だけでは例えば近江八幡や彦根を訪れようとした外国人が「どうせ途中に通るだろうから」と考えて乗ってしまう恐れがあります。そうなったらお気の毒としか言いようがない。

気分がスッキリしないまま敦賀行きに乗り込みましたが、しばらくしてトラブルに巻き込まれました。減速したと思ったら停車。そして「レール温度上昇のため一部区間で徐行運転している」というアナウンスの繰り返し。前の電車も茨木駅で停車しているとのこと。

ここでもスマホで情報収集してみました。1ヶ月前の地震の影響がまだ残っていたとは!

現地発信した通り高槻まで1時間かかりました。そしてもうすぐ京都というところで再び停車し、今度は「この電車は近江舞子行きに変更し、その先には向かいません」というこの旅行にとっては死刑宣告が出されました。(皮肉なもので、その直後からスイスイと走り出しました。)

降り立った京都駅ホームの電光掲示板。一番上が私たちが乗ってきた電車です。その後のことはあんまり書きたくはありませんが、とりあえず駅員さんからもらったアドバイス通りに行動しました。

京都を発った電車は予想に反して全くといっていいほど徐行することがありませんでした。(点検作業が終了していたためでしょうか?)その先でもう1本乗らなければならないと覚悟&その次の電車が来てくれるのかを危惧していたのですが、結局同じ電車で帰還できることになったため、到着は当初予定の約1時間遅れで済みました。下はLindaが所望したため撮った1枚。(どこの駅かは内緒です。なお勘のいい方なら、あるいは事情に詳しい方ならば、私たちがどのようなスクランブル発進に出たのか、そしてなぜそれをぼかした書き方にしているかはお分かりですね。)

ということで、思わぬハプニングに見舞われてミッション完遂とはいきませんでしたが、後で振り返ってみればこういう旅の方が記憶に残るものだからと無理にでも納得することにしました。リベンジは今のところ考えていません。
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