苦難⇒忍耐⇒練達⇒希望

このように、わたしたちは信仰によって義とされたのだから、わたしたちの主イエス・キリストによって神との間に平和を得ており、このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。
そればかりでなく、苦難をも誇りとします。
わたしたちは知っているのです、苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを。
希望はわたしたちを欺くことがありません。
わたしたちに与えられた聖霊によって、神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。
===== ローマの信徒への手紙　５章　１～５節 =====

パウロがローマのクリスチャンに書いた手紙です。

わたしたちは信仰によって義とされた
聖霊様によって、イエス様を信じ、神との関係を正しくされました。

神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。
神の関係が正しくなり、神から希望が与えられます。

苦難は忍耐を、忍耐は練達を、練達は希望を生むということを
現実の社会では苦難がたくさんあります、しかし、神からの希望が与えられています。
それはどんな仮定において希望が与えられるのでしょうか、それは、苦難から忍耐して練達から希望が与えられるということでした。


===== Logical Space =====
世の中では、苦難のない生活はありません。
しかし、私たちクリスチャンは神に希望を置くことが出来ます。
苦難から希望へと飛躍することは、決してないことが分かります。
必ず、忍耐と練達がある訳であります。

一般的に苦難には２つのことがあると思います。
１）一流に成功するための苦難（物事を成功させる）
サッカーの世界のトッププレイヤーは、必ず努力をする必要があります。
努力することによって、仲間が出来て連携の輪が広がります。
その努力の成果が公式戦より結果が表れ、実績として残ります。

２）どん底の苦難
病気、貧困など苦難があります。
しかし、神は逃れの道を備えてくれます。
社会的な制度より最低限の生活は保障されています。
地震で災害に会われた方の中では家を失った方もいると思います。
しかし、援助物資などより生きるために必要最低限は満たされると思います。

イエスの福音
イエスの福音の中には、神への信仰より逃れの道を備えて下さっていることが分かります。（あくまでも結果論ですが・・・）
しかし、苦難の中にいると、その逃れの道が具体的に何なのか分からない時があります。
それは、神は人知を超えた形で、逃れの道を備えて下さるからです。


※義：神と人との関係が正しいこと