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イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

原典の通読

2013-04-13 04:25:06 | 聖書の原典
最近は、原典の通読をしています。
聖書箇所は、サムエル記上です。

ヘブライ語の単語、文法も同時に勉強をしています。
少しづつですが、原文も読めるようになってきました。

原典に触れていると

2013-02-11 13:26:45 | 聖書の原典
原典に触れていると、色々なことが、少しづつ分かります。

色々な翻訳を読んでみて、ニュアンスが異なることがありませんか?
口語訳、新改訳、新共同訳を読み比べて見ると、ニュアンスが違う聖句があります。
本当は、原典で読んでみると、その違いがはっきりと分かります。
ヘブライ語、ギリシャ語の「単語の意味」、「日本語と原典の文法の違い」、「直訳と意訳の違い」などによって、ニュアンスが異なります。

また、日本語の翻訳で読むと、同じ文字を使っているけど、原語では違うこともあります。
逆もありまして、同じ原語を、さまざまな意味で訳されていることもあります。
英語の翻訳を読むと、同じようなことがあります。

聖書に対して、こういう言い方はあまり好きではないですが、原典の独特な「言葉遊び」は、原典を学ばないと分からないこともあります。

また、本当の意味での「原典」は存在はしません。
「原典」による「写本」が正しい言い方です。
その「写本」には、さまざまな種類があることも事実です。
「翻訳」に使われている「写本」のことを「底本」と言います。

ヘブライ語の「写本」はマラソ学者の貢献が大きいです。 つまり、子音字に、母音記号を付ける作業をした学者がマラソ学者です。
マラソ学者のおかげで、ヘブライ語の文字が正確に読むことが出来ます。
ただし、言い伝えられている読み方と、書き方の読み方が違う場合があります。

他の外国語も勉強をしているので、現在の外国語がヘブライ語、ギリシャ語の影響があることも、分かって来ました。
ドイツ語、ポルトガル語では、男性名詞、女性名詞、中性名詞(ドイツ語)は、ヘブライ語、ギリシャ語の影響があったと思います。
ドイツ語とギリシャ語は、とても文法的には似ている外国語だと思います。

コイネー・ギリシャ語の文法

2012-12-16 00:40:49 | 聖書の原典
コイネー・ギリシャ語の文法用語の説明です。

動詞の変化の『法』について
<直接法>
現在(能動態、中動態)
未来(能動態、中動態、受動態)
未完了過去(能動態、中動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)
過去完了(能動態、中動態)
未来完了(能動態、中動態)

<接続法>
現在(能動態、中動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)

<命令法>
現在(能動態、中動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)

<希求法>
現在(能動態、中動態)
未来(能動態、中動態、受動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)

<不定法>
現在(能動態、中動態)
未来(能動態、中動態、受動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)

<分詞>
現在(能動態、中動態)
未来(能動態、中動態、受動態)
アオリスト(能動態、中動態、受動態)
現在完了(能動態、中動態)


(『法』の用法の意味)
直接法:確定した事実を述べる場合
接続法:仮定(条件文)や危惧
希求法:願望
命令法:命令
不定法:動詞の性質を備えた一種の名詞
分詞:動詞の性質を備えた一種の形容詞・副詞

(『時制』の用法の意味)
現在:現在を表す
未来:未来を表す
未完了過去:過去における動作、状態の継続・反復・習慣を表す
アオリスト(不定過去):過去のある時に、あることが起こったとか、ある動作が行われたという事実そのものを表す
現在完了:過去から現在までを表す
過去完了:過去から過去までを表す(一定の過去の時間を表す)
未来完了:ある時から未来までを表す

(『相』の用法の意味)
能動態:平常文
中動態:再帰の文
受動態:受け身の文


名詞について
男性名詞、女性名詞、中性名詞の3種類があります。
また、5つの格変化があります。
主格(-は)、属格(-の)、与格(-に)、対格(-を)、呼格(-よ)

聖書の原典を少しづつ読んでいます。

2012-10-05 08:47:24 | 聖書の原典
聖書の原典を、少しづつ読んでいます。
以前は、1日5章を読むように心がけいましたが、最近は1日1章を読むように心がけています。

最近、読んでいる箇所は、申命記です。
信仰のために、聖書を1日1章を読む習慣にしています。

その他に、ヘブライ語、ギリシャ語を別に、外国語として勉強をしています。
頑張って、スラスラ聖書の原典を読めるようになりたいです。

通読

2012-03-10 10:15:39 | 聖書の原典
旧約聖書のヘブライ語原典の通読が9日(金)に終わりました。 これで2回目です。
10日(土)からは、新約聖書のギリシャ語の通読をする予定です。

あくまでも、独学です。
聴くための、CDまたはCD-ROMは、ヘブライ語、ギリシャ語を持っています。
原典のヘブライ語、ギリシャ語を本を持っています。
耳で聴きながら、文字を目で追っています。

神の国と神の義

2011-12-07 00:19:58 | 聖書の原典
<神の国と神の義について>
それはみな、異邦人が切に求めているものだ。
あなたがたの天の父は、これらのものがみなあなたがたに必要なことをご存じである。
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。
そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。

だから、明日のことまで思い悩むな。
明日のことは明日自らが思い悩む。
その日の苦労は、その日だけで十分である。
===== マタイによる福音書 6章 32-34節(新共同訳) ======

πάντα γὰρ ταῦτα τὰ ἔθνη ἐπιζητοῦσιν·
οἶδεν γὰρ ὁ πατὴρ ὑμῶν ὁ οὐράνιος ὅτι χρῄζετε τούτων ἁπάντων.
ζητεῖτε δὲ πρῶτον τὴν βασιλείαν [τοῦ θεοῦ] καὶ τὴν δικαιοσύνην αὐτοῦ,
καὶ ταῦτα πάντα προστεθήσεται ὑμῖν.

μὴ οὖν μεριμνήσητε εἰς τὴν αὔριον,
ἡ γὰρ αὔριον μεριμνήσει ἑαυτῆς·
ἀρκετὸν τῇ ἡμέρᾳ ἡ κακία αὐτῆς.

===== マタイによる福音書 6章 32-34節(ギリシャ語) ======

なぜなら異邦人がすべて、このことを探し求めます。
なぜならあなたの天の父は、このことすべてを必要であることを知っています。(現在完了形の「知っている」)
さてまず、[神の]支配と彼の正しさを探し出しなさい、
そして、このことすべては、あなたを増す(延ばす)だろう。

明日のために心配するな、
なぜなら、明日自身が心配するだろう、
彼の苦労(悪・災い)は、その日に十分である。
===== マタイによる福音書 6章 32-34節(Logical直訳) ======


<<<Logicalの解釈>>>
(神の国について)
<<<マタイによる福音書 5章 3節>>>
口語訳:こころの貧しい人たちは、さいわいである、天国は彼らのものである。
新改訳:心の貧しい者は幸いです。天の御国はその人たちのものだから。
新共同訳:心の貧しい人々は、幸いである、天の国はその人たちのものである。
ギリシャ語:Μακάριοι οἱ πτωχοὶ τῷ πνεύματι, ὅτι αὐτῶν ἐστιν ἡ βασιλεία τῶν οὐρανῶν.
Logical直訳:その霊の貧しい者たちは幸いです、なぜなら天の支配は彼らにあります。


新共同訳では、「天の国」と「神の国」は同じ意味で使われています。
大まかなイメージとして、マタイは「天の国(ἡ βασιλεία τῶν οὐρανῶν)」、ルカは「神の国((τὴν βασιλείαν τοῦ θεοῦ)」と表現している場合が多いです。

口語訳では、『天国』という表現が使われている箇所があります。(マタイ 5:3) それは、新共同訳の「天の国」、「神の国」と同じ意味を持っています。
『天国』には死後の世界のイメージがありますが、死後の世界だけのことを意味していないと私は思います。

直訳をすると分かりますが、「神の国」とは、「神の支配」とも訳せます。
今の現在も、この世界を「天の父が支配しています」と私は考えています。
「天の国」、「神の国」とは、広義の意味では、「天の父が支配している世界」のことを指すと思いますので、「現在の世界」、「天の世界」の両方の意味があると思います。

(求めなさいについて)
Logical直訳の「さてまず、[神の]支配と彼の正しさを探し出しなさい」の「探し出しなさい」は、新共同訳の「求めなさい」の部分になります。
新共同訳の「求めなさい」を能動的に受けとめるか、積極的に受けとめるかで、違いがあると思います。
例えば、交通ルールで「青信号は進め、赤信号は止まれ」を考えて見ましょう。
能動的に受けとめるならば、文字通り「青信号は進め、赤信号は止まれ」です。
しかし、積極的に受けとめるならば、「青信号は、前方の安全を確認した上で進め、赤信号は、前方を注意して止まれ」です。

ギリシャ語原文では、積極的に「探し出しなさい」を意味していると思います。
レビ記、申命記に律法について書かれていますが、それを文字通りに守ることが、「求めるさい」という意味なのでしょうか?
時代の違い、文化の違い、若い世代、高齢の世代など、「何」が、[神の]支配と彼の正しさなのかを、積極的に「探し出すこと」を意味していると思います。

(ニュアンスについて)
ときどき、聖書の御言葉を文字通りに受けとめる方がいます。
そういう方に限って、真剣に御言葉を受けとめて、生活の中で生かされようとしている方が多いようです。
※実際に、「1点1画」と書かれてある聖句がありますが、それはヘブライ語の文字のことを意味します。

私は、新共同訳の80%の意味では伝わっていると思います。
やはり、100%の意味で伝わっているかと言われると、必ずしもそうではないと思います。
ニュアンスの違いで、日常生活の信仰のあり方まで、影響を与える場合もあると感じています。

「神の国」を『天国』と考える場合と、「神の国」を「神の支配」と考える場合では、日常生活の信仰のあり方まで、影響を与える場面があるのではないかと、推測します。

(最近の私について)
ここ数日は、何が神の支配で、神の正しさなのだろうと考えることがあります。
そして、何が神の支配、神の正しさなので、それを基準にして、どんな言動や行動が良いのか、考えることの大切さを感じています。

通読は続いています!

2011-11-17 14:04:52 | 聖書の原典
自分で原典の通読表を作成して、忙しい日を除いて、原典の通読を3章づつしています。

旧約聖書のヘブライ語の配列は、実は異なります。
例えば、歴代誌は1番最後にあります。
だから、自分で通読表を作成してました。

私の原典の聖書には、新改訳のインデックスシールを貼っています。
これのおかげで、すぐに聖書が開けます。
例えば、イザヤ書ならば、イザヤ書のインデックスシールを見て開くので、とても便利です。

通読も大変ですが、ヘブライ語、ギリシャ語を覚えるのも大変です。
でも、分かった時の感動があるので、頑張りたいですね。

正直に書くと、ヘブライ語とギリシャ語は独学なので、誰かに教えてもらいたいです。

でも、原典で読めることは、私に天の父の恵みだと思います。
天の父に感謝しています。

主の祈り(ギリシャ語の対訳)

2011-04-09 12:38:33 | 聖書の原典
<<< 主の祈り >>>
Πατερ ημων ο εν τοις ουρανοις. αγιασθητω το ονομα σου.
ελθετω η βασιλεια σου.
γενηθητω το θελημα σου, ως εν ουρανω και επι γης.
τον αρτον ημων τον επιουσιον δος ημιν σημερον.
και αφες ημιν τα οφειληματα ημων, ως και ημεις αφηκαμεν τοις οφειλεταις ημων.
και μη εισενεγκης ημας εις πειρασμον, αλλα ρυσαι ημας απο του πονηρου.

===== マタイによる福音書 6章 9-13節 =====


原文:Πατερ/ ημων/ ο εν τοις ουρανοις./ αγιασθητω/ το ονομα/ σου./
発音:Pater/ emon/ ho en tois oüranois./ Agiastheto/ to onoma/ soü./
発音:パテル/ エモン/ ホ エン トイス オユラノイス/ アギアスセト/ ト オノマ/ ソウユ/
対訳:父よ/ わたしたちの/ ~天の中の/ あがめられた/ 名は/ あなたの。/

原文:ελθετω/ η βασιλεια/ σου./
発音:Eltheto/ e basileia/ soü./
発音:エレセト/ エ バシレイア/ ソウユ/
対訳:来た/ 支配は/ あなたの。/

原文:γενηθητω/ το θελημα/ σου,/ ως/ εν ουρανω/ και/ επι/ γης./
発音:Genetheto/ to thelema/ soü,/ os/ en oürano/ kai/ emi/ ges./
発音:ゲネセト/ ト セレマ/ ソウユ/ オス/ エン オユラノ/ カイ/ エミ/ ゲス/
対訳:なった/ 意志は/ あなたの、/ ~のように/ ~天の中/ と/ ~上の/ 地の/

原文:τον αρτον/ ημων/ τον επιουσιον/ δος/ ημιν/ σημερον./
発音:Ton arton/ emon/ ton emioüsion/ dos/ emin/ semeron./
発音:トン アルトン/ エモン/ トン エミオユシオン/ ドス/ エミン/ セメロン/
対訳:パンを/ わたしたちの/ 必要の/ あたえた/ わたしたちに/ 今日/

原文:και/ αφες/ ημιν/ τα οφειληματα/ ημων,/ ως/ και/ ημεις/ αφηκαμεν/ τοις οφειλεταις/ ημων./
発音:kai/ afes/ emin/ ta ofeilemata/ emon,/ Os/ kai/ emeis/ afekamen/ tois ofeiletais/ emon./
発音:カイ/ アフェス/ エミン/ タ オフェイレマタ/ エモン/ オス/ カイ/ エメイス/ アフェカメン/ トイス オフェイレタイス/ エモン/
対訳:そして/ ゆるした/ わたしたちへ/ 負い目を/ わたしたちの、/ ~のように/ ~もまた/ わたしたちが/ ゆるした/ 負い目のある人を/ わたしたちの/

原文:και/ μη/ εισενεγκης/ ημας/ εις πειρασμον,/ αλλα/ ρυσαι/ ημας/ απο του πονηρου./
発音:kai/ me/ eisenegkes/ emas/ eis peirasmon,/ alla/ rüsai/ emas/ apo toü poneroü./
発音:カイ/ メ/ エイセネグケス/ エマス/ エイス ペイラスモン/ アルラ/ リュサイ/ アポ トユ ポネロユ/
対訳:そして/ ない/ 持ち込んだ/ わたしたちを/ ~試みへ、/ しかし/ 救った/ わたしたちを/ ~悪から/


原文:οτι/ σου/ εςτιν/ η βασιλεια/ και/ η δυναμις/ και/ η δοζα/ εις τους αιωνας./
発音:Oti/ soü/ estin/ e basileia/ kai/ e dünamis/ kai/ e doza/ eis toüs aionas./
発音:オチ/ ソウユ/ エスチン/ エ バシレイア/ カイ/ エ ドゥナミス/ カイ/ エ ドザ/ エイス トウユス アイオナス/
対訳:なぜなら/ あなたの/ ~である/ 支配は/ と/ ちからは/ と/ 栄光は/ ~永遠へ/

原文:αμην./
発音:Amen./
発音:アメン/
対訳:アーメン/


<発音の注意>
ü の発音は、正しくは、ウの形をしてイと発音する。 これが難しい場合は、yu(ユ)と発音してもよいです。
基本は、ローマ字読みをしてください。
母音の「a、i、u、e、o、ü」は「ア、イ、ウ、エ、オ、ユ」とローマ字読みです。

<太文字の部分>
原典の注釈に書いてあります。
教会では、注釈の部分を含めて、暗唱して、公衆で朗読をします。

原典の悩み

2010-11-10 01:08:26 | 聖書の原典
私は、原典で読みたいと思い。
毎日、原典で読んでいます。

でも、なかなか単語が覚えられないので、悩んでいます。
原典で読める環境はあるけど、スラスラ読めないもどかしかを感じます。

エロヒームの言葉を素直に読みたいけど、なかなか読めない。
でも、J-ばいぶる(ヘブライ語、ギリシャ語)を調べて、意味が分かることが、エロヒームの恵みだと思います。

いつも、エロヒームのメッセージを聴きたいと思います。
原典が読めるように、お祈りをしてください。 アーメン(אמן)

原典聖書の通読

2010-10-07 10:00:05 | 聖書の原典
原典聖書の通読が終わりました。

ヘブライ語のCD とヘブライ語聖書(旧約聖書)、ギリシャ語のCD とギリシャ語聖書(新約聖書)を使いました。
音声でCD を聴いて、原典で文字を読みました。

順番は、ヘブライ語聖書、ギリシャ語聖書を同時に読んで、ヘブライ語聖書の読んでいない部分を読みました。
ヘブライ語聖書は、原典と翻訳の書巻の順番が異なります。

ヘブライ語聖書の最後は歴代誌下です。

聴いても、読んでも分からなくてもいいので、原典を初めから最後まで聴いて、読んでみたかったです。
でも、理解できるようになりたいです。

明日からは、ヘブライ語聖書の創世記から聴いて読みたいと思います。