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イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

原典に触れていると

2013-02-11 13:26:45 | 聖書の原典
原典に触れていると、色々なことが、少しづつ分かります。

色々な翻訳を読んでみて、ニュアンスが異なることがありませんか?
口語訳、新改訳、新共同訳を読み比べて見ると、ニュアンスが違う聖句があります。
本当は、原典で読んでみると、その違いがはっきりと分かります。
ヘブライ語、ギリシャ語の「単語の意味」、「日本語と原典の文法の違い」、「直訳と意訳の違い」などによって、ニュアンスが異なります。

また、日本語の翻訳で読むと、同じ文字を使っているけど、原語では違うこともあります。
逆もありまして、同じ原語を、さまざまな意味で訳されていることもあります。
英語の翻訳を読むと、同じようなことがあります。

聖書に対して、こういう言い方はあまり好きではないですが、原典の独特な「言葉遊び」は、原典を学ばないと分からないこともあります。

また、本当の意味での「原典」は存在はしません。
「原典」による「写本」が正しい言い方です。
その「写本」には、さまざまな種類があることも事実です。
「翻訳」に使われている「写本」のことを「底本」と言います。

ヘブライ語の「写本」はマラソ学者の貢献が大きいです。 つまり、子音字に、母音記号を付ける作業をした学者がマラソ学者です。
マラソ学者のおかげで、ヘブライ語の文字が正確に読むことが出来ます。
ただし、言い伝えられている読み方と、書き方の読み方が違う場合があります。

他の外国語も勉強をしているので、現在の外国語がヘブライ語、ギリシャ語の影響があることも、分かって来ました。
ドイツ語、ポルトガル語では、男性名詞、女性名詞、中性名詞(ドイツ語)は、ヘブライ語、ギリシャ語の影響があったと思います。
ドイツ語とギリシャ語は、とても文法的には似ている外国語だと思います。