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イエス・キリストのブログ
プロテスタント(バプテスト派)

2つのこと

2008-07-27 16:17:23 | 聖書
2つのことを聖書から読んでみようと思います。
1)旧約の神、新約の神について
2)神様の災いについて

1)旧約の神、新約の神について
旧約の神は、人を滅ぼす怖い神のイメージがあります。
新約の神は、愛の神のイメージがあります。

私の神様は、今も生きておられ働いておられる神様です。
私の神様は、ユダヤ教(旧約)、キリスト教(新約)、イスラム教、そして現在に至るまでの歴史を背負って来た神様であります。

なので、旧約の神様、新約の神様などと枠でくくることはしません。

神様は十戒を守らない方には、怖い神様であります。
神様は十戒を守る方には、愛の神様であります。

なので、悔い改めて神様に従う方には、多くの愛が注がれると思います。
悔い改めてイエス様を信じる方は、多くの愛が注がれると思います。

救い主はイエス様であり、神様が地上に送って下さった方がイエス様と信じる方は、あなたと神様の関係は正しい関係に修復して下さると思います。
重要なことは、十戒を守る、守らないということではなく、あなたと神様の関係が正しいのか、そうでないのか? ということが重要なことであります。
なので、神様との関係が正しくなるならば、十戒は自然と守るようになると思います。


2)神様の災いについて
具体的に神様の災いがある個所です。

民を数えたことはダビデの心に呵責となった。
ダビデは主に言った。
「わたしは重い罪を犯しました。主よ、どうか僕の悪をお見逃しください。大変愚かなことをしました。」
ダビデが朝起きると、神の言葉がダビデの預言者であり先見者であるガドに臨んでいた。
「行ってダビデに告げよ。主はこう言われる。『わたしはあなたに三つの事を示す。その一つを選ぶがよい。わたしはそれを実行する』と。」
ガドはダビデのもとに来て告げた。
「七年間の飢饉があなたの国を襲うことか、あなたが三か月間敵に追われて逃げることか、三日間あなたの国に疫病が起こることか。
よく考えて、わたしを遣わされた方にどうお答えすべきか、決めてください。」
ダビデはガドに言った。「大変な苦しみだ。主の御手にかかって倒れよう。主の慈悲は大きい。人間の手にはかかりたくない。」
主は、その朝から定められた日数の間、イスラエルに疫病をもたらされた。ダンからベエル・シェバまでの民のうち七万人が死んだ。
御使いはその手をエルサレムに伸ばして、これを滅ぼそうとしたが、主はこの災いを思い返され、民を滅ぼそうとする御使いに言われた。
「もう十分だ。その手を下ろせ。」主の御使いはエブス人アラウナの麦打ち場の傍らにいた。
ダビデは、御使いが民を打つのを見て、主に言った。
「御覧ください、罪を犯したのはわたしです。わたしが悪かったのです。この羊の群れが何をしたのでしょうか。どうか御手がわたしとわたしの父の家に下りますように。」
===== サムエル記下 24章 10~17節 =====

ダビデは、イスラエルの人口調査をしました。
実は、この人口調査は、神様からダビデへと命令されたものではありませんでした。
ダビデが勝手に、人口調査をしました。
ダビデと神様の関係は、これで悪くなりました。
神様はガドを使わして、ダビデに3つの災いから選ぶようにしました。
それで、ダビデは「三日間あなたの国に疫病が起こること」を選びました。
そのため、「七万人が死にました。」
これによって、ダビデは赦されました。

聖書の中には、はっきりと神様の災いが書かれている箇所があります。
1)の時に話しましたが、重要なことは、あなたと神様の関係であります。
ここでは、ダビデと神様の関係であります。

義人として有名な、アブラハム、ダビデ、ヨブ、ダニエルです。
ダビデは義人として有名ですが、神様の意に反したこともあります。

それでダビデには、神様の意に反すると、神様の災いがイスラエルの民に襲い掛かります。

今のあなたが病気、災い、悪い環境が、神様からの災いと決めてかかることは、良くないことであります。
しかし、神様の関係が正しいのか自分の中で吟味して見る価値はあると思います。
もし、悪い部分があれば、悔い改めて神様との関係を正しくすることが大事だと思います。

罪を犯して、悔い改めなければ、当然、神様の災いがあることでしょう。
しかし、あなたの今の悪い状態は、神様の災いだと決めてかかることは、良くないことです。

神様の災いがある、ないとは関係なく、あなたと神様の関係が正しいのかということが、とても重要なことであります。