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皆さん、こんばんは。
プロ研修講師・プロコンサルタント・中小企業診断士のあお先生こと青木公司です。
本日は「仮にも独立して経営コンサルタントになるなら、人の好意を足蹴に踏みつけるようなことは決してしない!」ということについてです。
さすがに超驚きの体験をしてびっくりしました。
うちの後輩で中小企業診断士2年目の人の話です。
10日ほど前、ちょっと連絡したい事(お礼)があり、メールで連絡をしました。
そうすると、「(頂いたメールで恐縮ですがと前置きがあり)独立します。今後ともよろしくお願いします。」と独立の報告がありました(※通常
高額の大手企業の研修講師の依頼や受験指導校の仕事などお願いしたりもしているので、別メールで報告しない?まあ、それは別にいいのですが)。
それでその後、お会いした時に、その後輩も知っている診断士歴18年で重要な先輩に、まだ独立報告をしていないということだった。
その人は仕事の案件をたくさん紹介できる人なので、案件を頂けるチャンスもあるだろうし、親しい仲なのに報告もしなかったら悲しいと思うので、ちゃんと報告したほうがいいよと促した。
後輩が報告した後、僕が「〇〇さん(先輩)、もし、何かいい案件があったら紹介してあげてください」というと、
その人が「わかりました。何かいい案件があったら紹介します。」と言ってくれました。
他にも「ここに登録すると案件が来るかもしれないから・・・。またこういう登録の時、こういう書き方で登録したほうがいい。」とその方が教えてくれた。
また、僕からもこういう仕事があるからという話をした。
またちょうど、数日前、あるたくさんいい仕事を持っている販路を持っている人に「僕の後輩でいい人を紹介してください。」と言われ、「特に××(※失礼な人)さんがいいですね」と言われていたので、
僕から「こういう内容で結構大きなチャンスになりそうな話があるんだけど、興味があったら紹介しましょうか?」と話をした。
その後輩が、「その内容って重要なテーマですか?」というのでどの会社でもすごく重要なテーマだし、今回、紹介できる会社は非常にいい会社だからやってみるのもいいのではないか。
やりたければ紹介するからといった(ちゃんと、「やりたければ」と話をした。)
上記、すべて報酬案件だし、スタートアップとして金額的にも普通の人ならやってみたいという仕事である。
独立したてはなかなか、仕事を獲得するのが大変なので、僕やその先輩も好意でアドバイスしたつもりであり、もし、やりたくないなら、ただその時に話を聞いておいて、そのままにするか、もしくはやんわり断ればいい話だと思う。
(ただし「チャンスの女神は前髪しかない」といわれ、特に最初は色々やってみるのがいいのだが、強制するものでもない)。
ただし、今朝、一番に、その後輩からメールが届いており、その内容をみて本当に驚いた。内容は以下だ。
1. 独立は自分でやりたいので独立後の具体的な仕事の紹介、アドバイスはいらない。
2. 自分は自分のわがままを精一杯通すために独立することにした。
3. もし今後、道に迷うことがあったらその時はアドバイスを受けたい。
本当に驚愕して目をごしごし、ふいたほどだ。
まず、
1. 自分でやりたいので独立後の具体的な仕事やアドバイス紹介はいらない。
←「独立したては大変なので、もしやりければ後輩に報酬案件を紹介してあげたい、仕事のチャンスがあるところを教えてあげたい。」という好意をどう思っているのか。
100歩譲って、好意と思わず、有難迷惑と思ったとしても、わざわざメールを送って、全否定するとは何事?
また、根本的に我々の仕事も含めて、人は周りの人に支えられ、情報を頂いたり、仕事を紹介されたりして仕事をしているもので、それを具体的紹介を真っ向から断って、自分でやりますということは診断士歴十数年の僕でもしていない。
誰かから、案件を紹介されて、皆様に支えられて仕事をしているのであり、
「具体的案件将来はいらない!自分でやりたい」なんて、根本的におごり以外の何物でもない!
2. 自分は自分のわがままを精一杯通すために独立することにした。
←コンサルタント、講師、診断士とも「自分のわがままを精一杯、通す」ような考えの人は失格!
クライアントや受講生の「ニーズ」「達成したい事」「時には経営者や受講生のわがまま」ですら精一杯できる限り、達成する支援をするのが大切な仕事がコンサルタントであり、講師であり、中小企業診断士の仕事である。
「精一杯、自分のわがままを通すために独立」とは真逆の行為であり、根本的に間違っている。
3. もし今後、道に迷うことがあったらその時はアドバイスを受けたい。。。。
←いやいや。今の時点で「具体的案件紹介、一切、紹介いらない」と人の気持ちを無視する人にどうしてアドバイスする気になるのでしょう。
こういう後輩が大勢いると、だんだんと先輩たちは案件紹介もアドバイスも後輩にしなくなるであろう。
先輩の紹介やアドバイスはいらないとしてもその場は気持ちをありがたく受け取り、紹介された仕事がやりたくないなら、そのまま黙って話を聞いておくか、やんわり断ればいい話である。
受け流せばいいことで、やらないならやらないでかまわない。
そこはほかのやりたい人を紹介すればいいだけで先輩たちは何とも思わない。
ただ一点言えるのはすべての仕事、人の縁、そして特にそれが中小企業診断士、コンサルタントであるなら、
「チャンスの女神は前髪しかない(セレンディピティ―の考え方。後ろ髪はないのでチャンスは過ぎ去ったらつかめない)」
「論理と感情、仕事そのものと人間関係を両方大切にする」
それが本当に大切と思う。
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