MARU にひかれて ~ ある Violin 弾きの雑感

“まる” は、思い出をたくさん残してくれた駄犬の名です。

頭の体操 (19) 漢字クイズ 問題/解答

2009-09-02 01:27:34 | 頭の体操 漢字クイズ

09/02      頭の体操 (19) 漢字クイズ 問題/解答




        『これまでのカタカナ語句には、

        カタカナ部分のみ各回ごとに載っており、

         それぞれの記事に飛ぶことも出来ます。

   「古い記事 (トップ) → 新しい記事 (奥)」 の順に並んでいます。




      『頭の体操 漢字クイズ』 カテゴリーでは、

     『問題・解答』の全文が直接ご覧になれます。 こちらは

      「新しい記事 (トップ) 古い記事 (奥)」 の順です。





 06/11 ~ 06/22 に登場した外国語の人名、地名、用語が、
カタカナ表記で (1) ~ (30) に、登場した順に並んでいます。


 また、(A) ~ (d) に並んでいるのは、それを漢字で表記
しようとしたものですが、どう読めばいいでしょうか?



(1) スプーン   (2) フォーク   (3) シーソー   (4) ガム

(5) グラス   (6) テーブル   (7) ライター   (8) マフィン

(9) エア・コン       (10) パトカー       (11) サンタ

(12) ヴォランティア   (13) タンブーラン   (14) ガヴォット

(15) テレビ  (16) アニー・ローリー  (17) ハッピー・エンド

(18) デカメートル             (19) センチメートル

(20) ミリメートル   (21) スティック   (22) キロメートル

(23) マイクロメートル  (24) ナノ・ピコ  (25) スカーレット

(26) ダイレクト・メール            (27) デシリットル

(28) ヘクタール    (29) デカメロン    (30) ボッカチョ



(A) 四苦   (B) 臥夢   (C) 庭降   (D) 雷多   (E) 遠美

(F) 牧歌調   (G) 出亀論   (H) 捨一句   (I) 美狸娶

(J) 刑事娶   (K) 兄要檻   (L) 我舞夫   (M) 酢餡多

(N) 破戸家   (O) 真譜音   (P) 来明日   (Q) 脂一掃

(R) 数浮雲  (S) 空気不来  (T) 反歩不売  (U) 先血眼獲

(V) 岐路迷取     (W) 難尾火粉     (X) 空家列島

(Y) 弟子利取     (Z) 経苦他在     (a) 馬往路目取

(b) 髪膚胃炎怒   (c) 舞不居手嫌   (d) 大烈苦闘無得




[解 き 方]


  ・ 漢字を読み、主にその音を用いて、原語での発音を表わそうと試みた
   ものです。

  ・ 音読み訓読みが混ざっています。 必要な場合は、濁点()、
   半濁点()、送り仮名を補ってください。

  ・  従来のカタカナ表記による読み方とは、必ずしも一致しない場合が
   あります。

  ・  音ではなく、単語の意味を外国語に置き換え、その発音を用いる
   こともあります。 「星 → スター」、「太陽 → サン」のようにです。
    今回は英語などがか所あります。

  ・ 口語的俗語的にくだけた読み方をすることもあります。
   (例) 「汚 → きたねぇ」、「社長 → ボス」。
    今回はか所あります。

  ・ 漢文もどきに、順番を入れ替えて読む場合もあります。
   (例) 「不読 → よまず、よまん、よまない」。
    今回はか所あります。

  ・ 左の漢字の中には、“”、”” ともに含まれている場合もあります。 
   人名 (右) に加えて "first name" をご自分で補ってください。
    (今回はその必要はありません。)
   (例) 「ヨーゼフ・シュトラウス」。

  ・ 音や意味とは無関係で、漢字から連想しないと解けないものも!
    今回はありません。

  ・  厳密に見るといい加減なものもありますが、そこは冗談の世界。
   お見逃しくださいませ。



   解答
    ↓







(1) スプーン  (R) 数浮雲

 「 (あまた) 浮雲」と読むと、のんびり芝生に寝転んで空を
見上げた頃を思い出します。 と言っても、最後にそんな経験を
したのはいつのことだったか…?

 "数不運"。 そんなときは辛い…。 お互いに頑張りましょう。

 私の場合は、"数符運"、"子不運" ですが。




(2) フォーク  (A) 四苦

 "三重苦" か、それとも "四面楚歌" か。

 私の場合は "四狗"、どういうわけかワンちゃんが寄ってきます。
どうやら同類だと思ってるらしい…。 「犬に嫌われる体臭がある」
と聞いたことはありますが、真偽のほどはどうなんでしょう?




(3) シーソー  (Q) 脂一掃

 ダイエットを試みる方の目標です。 私には "髭一掃" ぐらい
の経験しかありません。

 「いが一層募る」んですって? 恋するあなたが羨ましいです!
報われぬ私は、考えるだけ辛いので、"姿一掃" するしか無いんで
すよ、思い切って…。

 話は変わりますが、入浴中湯舟の中で、タオルと戯れた経験は
無いですか? 方向を転換する際、タオルは手より遅れて向きを
変えます。 当たり前の話ですが。

 今度は楽器演奏の話になりますが、昔レッスンをしていて、
位相がずれている」と言われたことがあります。 私が弾く
のを見ながらそう指摘したのは、理科系の学生さんでした。
ゆっくり長い弓で弾いていたとき、私の腕の動きより、胴体
が先に揺れていたのだそうです。

 「"四位相" → "サインカーブ (正弦波)"」などと、あらぬ連想を
してしまいました…。




(4) ガム  (B) 臥夢

 きっと安らかな "雅夢" なんでしょうね? いいな…。

 「色の着いた夢を見ると、精神状態が悪い」と聞いたことが
あります。 色とりどりの "画夢" なら、想像力が豊富で健康な
ように思うのですが。

 そう言えば、"香夢" はどうなんだろう…? ワン君ならあり
そうです。

 "駕夢"。 現実が夢を凌ぐんですね? 素晴らしい…!

 私はと言えば、相変わらずこんなことばっかりやっていて、
"我務" など、まったく念頭にありません。




(5) グラス  (P) 来明日

 そんな計画性の無い人間には、「明日は明日の風が吹く」
が似合うようです。




(6) テーブル  (C) 庭降

 …と書くと思いだしてしまうのが、『雨の庭』です。

 [音源ページ




(7) ライター  (D) 雷多

 で忘れられないのが、かつての悲劇的な事故雷なんでも
サイト
トップページ]です。 水害、気象、地震…。 人智はまだ
まだ遠く及びません。 "頼他" も不可能です。

 雷は夏の季語ですが、雷というのもありますね。 予期せぬ
驚きや、期待を込めて用いられる場合もあります。 またこれら
と違って、地面から積乱雲に向かって、上向きに放電するのが
冬季雷なんだそうです。

 では秋は? 昨今の異常気象を思うと、新たな名称さえ生まれ
そうです。

 これでは、年中 "雷多" ですね…。




(8) マフィン  (O) 真譜音

 お菓子に目が無い方? 甘い物の後には、よく歯を磨くよう
にしましょうね。 お茶やコーヒーが一緒だと、歯はさらに汚れ
がちです。

 かく言う私は、さっき歯を抜いたばかりですが、そんなことより
"磨符音" を心掛けねば…。 いい加減な "アルコール消毒" で
お茶を濁していると、改善は無理かな? 歯も音も…。




(9) エア・コン  (S) 空気不来

 先日、冷房機の取り付け作業を、至近距離で見せてもらい
ました。 もっとも気を遣うのは、細いパイプの接続部分だそう
です。 そこから冷却溶媒のガス漏れでもあれば、工事業者と
しての信用が一気に落ちてしまう。 それで、"冷却エア不来"、
となると困るので、"エア困" と言います。

 その業者さん、色々親切に教えてくれましたよ。 器具の寿命
はせいぜい10年だそうです。 技術も一年ごとに進歩しており、
最近は省エネ志向も盛んです。 機器選びのコツは、出来るだけ
機能がシンプルなものがいいとか。 一頃はやった "テレビデオ"
にしてもそうですが、機能が多いほど、故障の危険も増えるのだ
そうです。




(10) パトカー (N) 破戸家

 扉が破れ、家が傾く…。 あまりいい眺めではありません。

 そこには八十歳のが? いや、違います。 玄関には何と
八十靴が!

 それもそのはず、ここはアリババと40人の盗賊の巣窟だった
のです! さあ、パトカー、呼ばなきゃ。

 ちなみに上記のサイトには、「"ババ" は "お父さん" の意味」
と書いてあります。

 初耳! むしろ "八十" では?




(11) サンタ  (M) 酢餡多

 クリスマスのサンタさん。 屋根に降り立ったはいいけど、
プレゼントで一杯の袋が、狭い煙突につかえて中に入れ
ません。 「だから "サンタ・苦労す" と言います…」なんて、
ガキの頃に見た漫画にありました。

 そのサンタさん、おなかも大きいようですよ。 ダイエット
すれば、煙突に入れたんじゃないかな。 袋の中身は、
きっと "酢餡多黒酢" でしょう。 発音も "クロ" ですし。 




(12) ヴォランティア  (c) 舞不居手嫌

 「踊り手が居なくて嫌だ」という意味なのでしょうか。
可哀想に。 男性? 女性?

 かつてのロシア社交界では、踊りのパートナーに
恵まれない女性は "壁の花" と言われたそうです。




(13) タンブーラン  (T) 反歩不売

 「売らんぞ! 鳴り物入りでも。」 何やら頑固な地主さんを
思わせます。

 1反歩・1町歩は、「山林や田畑などの面積を表す単位で、
1反歩は300坪」とあります。 平方mに直すと990㎡、一辺が
ほぼ31.5メートルの正方形に当ります。




(14) ガヴォット  (L) 我舞夫

 「われ、舞う夫」か、それとも「わが舞う夫」なのか、どちら
でしょう?

 「我弾夫」、「我鳴夫」…。 どう見ても冴えませんね。




(15) テレビ  (E) 遠美

 "Tele" (遠方、遠隔)、"Vision" (映像、画像) から出来た造語です。

 日本語では「テレ + ビ」ですが、英語の省略形は "TV"、
フランス語では "(La) Tele" で切り、ドイツ語では "Fernsehen"
(遠く + 見る) とそのまま言うようです。

 類語で思い浮かぶのは、《"Tele" + "Phone" (音声) = 電話》、
《"Tele" + "Graph" (画、図、書写) = 電報》、《"Tele" + "Portation"
(転送、運搬)
= 瞬間移動》などでしょうか。




(16) アニー・ローリー  (K) 兄要檻

 …ということは、檻が必要な状況なのでしょうか。
やがては "兄居檻" ?

 "餡囲炉裏" なら一家団欒なのにね…。




(17) ハッピー・エンド  (b) 髪膚胃炎怒

 髪の毛が逆立つ…。 激怒を象徴する表現ですが、胃には良く
ありません。

 「今回の胃の検査では、潰瘍の治癒の痕跡が見られました」
なんて言われ、驚いた経験があります。 何しろ自覚症状など、
全然無かったのですから。 医学的には珍しくないそうです。




(18) デカメートル  (J) 刑事娶

 「ウチのカミさんがね…」と言いながら、その奥さんは絶対に
登場しないのが、『刑事コロンボ』です。

 「ウチのイヌがね…」。 これは時々登場しますね。 犬種は
バセットハウンドです。




(19) センチメートル  (U) 先血眼獲

 一頃盛んだった、デパートのバーゲン・セールです。 どの
顔も恐ろしく殺気立っていたそうです。




(20) ミリメートル  (I) 美狸娶

 こちらは、美しいポンポ子さんを娶るの巻です。 "太鼓" の
演奏には、ミリメートル単位の精度が要求されるのだそうです、
はい、ポンポコ…。




(21) スティック  (H) 捨一句

 捨て石捨印というのはありますが…。

 "棄一区"…。 それで元が取れればいいのですが。 先日の
衆院総選挙を思わせます。




(22) キロメートル  (V) 岐路迷取

 岐路にぶつかれば、誰でも選択に迷うものです。

 帰路は迷わず一目散? いや、そうでもありません。 この世
は誘惑が多いからね。 赤提灯? それとも…。




(23) マイクロメートル  (a) 馬往路目取

 馬の目隠しは有名ですが、その鼻先に人参 (ニンジン) を吊るし
たら、どうなるのでしょうか。

 「一目散に前進」、「狂乱」、「狂喜乱舞」、果ては「ストライキ」、
「座り込み」…。 あなたのご意見は…?




(24) ナノ・ピコ  (W) 難尾火粉

 「っぽにが注ぐ局」と読みます。 まるで、苦手の
花火が頭上に炸裂して怖がる、ウチのまるチャンみたい。




(25) スカーレット  (X) 空家列島

 今や冗談ではなくなりました。 マンションの入居者、事務所
のテナント、共に減少傾向に歯止めがかかりません。 この
不景気のご時勢、いつになったら希望の光が…。




(26) ダイレクト・メール  (d) 大烈苦闘無得

 いくら情報を送りつけられても、買いたくない物は買いたく
ありません。 E-mail の普及に伴い、ダイレクト・メールの
方はかなり減ってきたように感じますが、みなさんのところ
では如何ですか。




(27) デシリットル  (Y) 弟子利取

 弟子が得をするのは大変結構なことです。 "弟私利取" と
なると別かもしれませんが。

 "出尻撮"? 最近はこのような言葉を吐くだけでセクハラに
当ります。




(28) ヘクタール  (Z) 経苦他在

 きっと "屁苦樽" って書くと思ったでしょう? どうせ私の
やることですから…。 あ! やっぱり書いちゃった…。




(29) デカメロン  (G) 出亀論

 有名な『ウサギとカメ』の続編とも言える作品です。 亀が
僅かに出た、その「差は一体どれほどだったか?」が話題の
中心です。 それは約10馬身、じゃなかった、1デカメートル
だったとされています。

 なお近年は、「ウサギは八百長でわざと負けた」という
内部告発や、「カメは覚醒剤を用いた」という疑惑が浮上
し、まもなくFBIの捜査が始まります。 




(30) ボッカチョ  (F) 牧歌調

 この表記によれば、
「"ウサギとカメ" の作者はパストラール (牧歌調)
ということになってしまいます。

 あれ? 自分でもだいぶ混乱してきました…。




 お疲れさまでした。





最新の画像もっと見る

コメントを投稿