おやままさおの部屋

阿蘇の大自然の中でゆっくりのんびりセカンドライフ

今朝は穏やかな天気

2011年02月01日 09時29分17秒 | 日記

天気予報通り、今朝はいい天気で朝日が眩いくらいに射している。

昨日、一輪車にあった水溜りが年末30日の寒さ凍り、厚さ25cmくらいになっていた氷塊がやっと融けた。

午後亡くなった家内のおばさんが使っていた火鉢をもらったので、中の灰を捨て(畑に撒いた)、新たに藁を燃やして灰を作り、後は火鉢をしっかり洗って灰を入れれば出来上がりー

ところが、外付けの水道が凍って出ない。ポットでお湯を沸かして蛇口から湯を流して温めても結局出なかった。昨日はまだ外気温が低かったのでしかたないかと諦めて、家の中から水を汲んでは火鉢に注いで洗浄。

古道具屋に行って「五徳」を求めたけれど「ない」とあっさり言われたので、今日の所は五徳なし。炭はバーベキュー用のがある。

早速火を起こし、火のついた炭を入れ室内へ。何十年かぶりの火鉢だ。懐かしい臭いである。

ところが、現代人は無味無臭の生活、防虫防菌の完全無欠、清潔無比を至上命題にして文明を構築してきた。その思想に飼い馴らされてしまっている。

昔は家の中にもいろんな臭いがあった。漬物の匂い。台所にあったカマドからは吹きだしたご飯の蒸せる匂い。便所は汲み取りだったので、夏になるとそこはかとなく臭ってきた。
ハエは家族の数よりもたくさん自由に軽快に飛んでいた。というより思うままに食物にたかっていた。

それでもそんなひどい病気には罹らなかった。

無菌状態を最高の清潔、健康にとってなりよりの価値と崇めている今日の方が、病気が増えているのではないかとさえ思える。
要は免疫力のことを言いたいのだ。社会の無菌化によって免疫力がどんどん低下しているのではないか

さて、火鉢のこと。炭の焼ける匂いが強いのだ。慣れていないというか忘れていたのかーこんなに臭いものとは思わなかった。妻が先ず悲鳴を上げた。ガス中毒で二人とも死んじゃうわよ

確かに温かいのだが、新たに炭を足すことなく火は寂しく消えていった。他所様のお宅にお邪魔した時、薪ストーブを焚いているのに臭いがしなかったのは「ナンデダロウ、ナンデダロウ♪♪」

昨日夕方、妻が鍋をするので「畑から白菜取ってきて」というから、今だ10数個は残っている白菜を一つ抜こうとしたら、びっくり
凍っているのだ。土が10cm以上の深さまで凍っているので、抜きにくい状態だが、無理して引っ張り出してみると根まで凍っていた。水に戻せば普通に食べられるのだけれど驚く。
阿蘇南郷谷はこんなところなのです。