涼しいのかと気を許しpm7時にウォーキング
に出たら 湿度が高いからか(67%) 汗。
近所をぐるりと回って帰宅。
気になっていた「ながます」の事。
この左側のお餅を富山県の地方では「ながます」
と呼ぶ。
ことある毎に「ながますを用意する」と言う。
先日の法事の際にもお供えし そのお下がりを
みんなで頂いた。
法事なのにピンクの餅があって不思議〜
「ながます」とは 何ぞや。
「ながましのはなし」
著者 若菜晃子さん
という記事を検索していて見つけた。
「ながまし」って何ですか?とお店の人
に聞くと「中にあんこが入った餅ですよ」
会話が噛み合わない。
地元の人にとっては生まれた時からある
もので改めて「どういう意味なんでしょうか」
と聞き直しても「?」としか返って来ない。
そもそも何の疑問も抱いてない。
「ながまし」とは「生菓子」がなまったもの。
本来は12月8日の針供養の日に婚家に娘
の実家が届けたお歳暮だった。
赤 黄色 緑 白と色鮮やかな4色に色付け
され餡は粒あん。(先日のはこし餡だった)
米1升に3合の小豆を使い 大量に作って
箱に詰め 婚家にリヤカーで持って行った。
婚家ではこれらを5つづつに分け近所や
親戚に配ったそうだ。
物の無い時代に婚家が配るお歳暮を実家が
作り届け 娘の顔を立てたようだ。
今ではお店で買うようで 作りはしない。
ずいぶん昔「ながます(ながまし)」について
聞いた事があるのだけれど内容は全て
忘れてしまった。
昔のしきたりの名残のような感じなのかな。
幾度も食べた事があるけど 今初めて調べて
みた。
それにしても「生菓子」が「ながます」に
なまった?って……