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スチャラカ夫婦らんすとれもんの“めざせ!LOHASな生活”

ツール・ド・フランス2011

2011-07-26 | RUN
「7月の輪踊(ロンド)」=ツール・ド・フランスが閉幕。
昨年まで、主役は復活のランス・アームストロング、現在最強のアルベルト・コンタドールだった。
今年は、ツール直前のジロ・デ・イタリアを完勝したコンタドールがツールも制するのか?が注目された。
優勝候補は、そのコンタドール、昨年2位のアンディ・シュレック、兄のフランク・シュレックか。

レース序盤、落車がが相次ぎ思わぬタイム差がついてしまう。
コンタドールが巻き込まれた。
落車に巻き込まれ、また本人自身でも落車をし序盤から1分40秒程タイムを失っている。
山岳で挽回すれば、1分40秒は大した差ではないだろうが、結果的にこれが最後まで響くことになろうとはこの時は誰も思わなかっただろう。

さらに落車に巻き込まれた多くのエース級の選手。
その中でも、37歳アレクサンドル・ヴィノクロフ選手には特に期待していただけに、落車による骨盤骨折という重傷を負い、そのまま引退に追い込まれてしまうという、とても残念な結末となってしまったことは、ホントに悲しい。

しかし、ステージ毎のレースは各ジャージの変動などもありとても面白い展開だった。
マイヨ・ジョーヌはトル・フースホフトが第8ステージまで守り、第9ステージでフランス人、トマ・ボクレールが獲得するとあれよあれよ第18ステージまで守りきった。
私も最後までマイヨ・ジョーヌを着ていて欲しいと期待したが、アルプス最終ステージで力尽きた。しかし、大いに盛り上がった。
第19ステージで総合首位に立ったのはアンディ・シュレック。

個人総合優勝まで残すは第20ステージの個人タイム・トライアル。
しかし、まだドラマが待っていた。
常に個人総合上位に位置していた、カデル・エバンスが個人TTで2位に入り、アンディとの総合タイム57秒差をひっくり返し最後のステージでの逆転優勝となった。

昨年の覇者・コンタドールはアルプス・4ステージで何度もアタックをかけたが、結局序盤の落車によるタイムロスが最後まで響いて、3連覇はならなかった。

「ツール・ド・フランス」TV観戦を始めてもうどれくらいになるんだろう?
観始めたのは1980年台終盤から90年代半ば、NHK-BSで放映していた。
その頃は、グレッグ・レモン、ローラン・フィニョン、ぺドロ・デルガド・・・
そして、5連覇のミゲル・インデュライン。

その後、フジテレビで放映していたが、毎晩放送されていたか記憶があまりない。
多分1996-2000頃。
ビャヌル・リース、ヤン・ウルリッヒ、マルコパンターニ。
1999-2005はランス・アームストロングの7連覇。
現在に至り、アルベルト・コンタドール、カデル・エヴァンスと続く。

レースだけでなく、TVに映るフランスの美しい自然や街の景色、空撮の素晴らしさ。
山を下る時の迫力は観ている者が、あたかも自分が自転車に乗って駆け下っているような錯覚に陥る。

また来年のツールを楽しみにしています。



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