「脊椎圧迫骨折」

「脊椎圧迫骨折」どんな骨折なのか？って思うよね。
私がそうなったわけではありません。
骨折経験者としては、こんな骨折があるんだなぁ～と思った。

脊椎圧迫骨折とは、背骨（脊椎）の中の椎体という骨の部分がつぶれた状態になることで、原因としては、高齢者に見られる骨粗しょう症や、転倒、交通事故などの外傷、あるいは癌の転移などが挙げられるそうです。
つまり、今何でもなくてもこれから身近になってくるってことだな。

治療法としての経皮的椎体形成術は、骨セメント注入治療法とも言われ、脊椎圧迫骨折の痛みを軽減する除痛を目的とした新しい治療法で、１９９７年に日本に導入されたんだそうな。
わずか１０年前のことなんですね。

この治療がおこなわれた患者は、治療後数日以内にそれまであった背中や腰の痛みが消失したり、動けなかった方が歩けるようになったりと、術後早期に劇的な症状改善を認める方がほとんどで、治療に伴う重篤な合併症も認めていません。

治療手技の所用時間は、1椎体あたり30分間程度であり、開始から約60分～90分間で終了いたします。入院日数も、特に合併症などが発生しない限りは、４日から７日間程度と短期間ですみます。

例えば「脊椎圧迫骨折」ってお医者さんから言われたら、一瞬頭ん中真っ白になるだろうけど、深呼吸してインターネットで調べてみると「あっ！治りそう！この痛みからは解放されるかも！」って気持ちになれる。
長く生きていると便利過ぎることが苦痛になることもあるけど、使いようで幸せを感じられるかも知れないこともあるんだな。