わたなべ正博の「万歳録」

日本共産党上田市議会議員「渡辺正博」の日記帳(まんさいろく)
2009年5月3日スタート

日本共産党の山下芳生書記局長69周年の終戦記念日を迎えるにあたり談話を発表

2014年08月16日 08時02分52秒 | 日記
一、戦後69周年の終戦記念日にあたり、日本共産党は、日本軍国主義が推し進めた侵略戦争
と植民地支配の犠牲となった内外のすべての人々に対し、深い哀悼の意を表明します。
また、この厳粛な日にあたり、おびただしい犠牲と悲惨な体験をへて日本国民が選びとった日
本国憲法の恒久平和主義を、国民と力をあわせて守り抜く決意を新たにします。


一、ことしの終戦記念日は、戦争か平和かの重大な歴史的岐路のなかで迎えました。安倍政権
が強行した集団的自衛権行使容認の「閣議決定」は、「憲法9条のもとでは海外での武力行使
は許されない」という従来の憲法解釈を百八十度転換し、日本を「海外で戦争する国」に変え
るものです。
安倍首相は、国会でのわが党の追及に、アメリカが戦争に乗り出したさいに、自衛隊が「戦闘
地域」まで行って軍事支援をおこなうこと、さらに相手から攻撃された場合に「武器の使用は
する」として、武力行使をおこなうことを認めました。アメリカの戦争のために、日本の若者
の血を流す――これこそ安倍政権がやろうとしていることの正体です。

 一、「閣議決定」は、日本に対する武力攻撃がなくても、「日本の存立が脅かされ、国民の
権利が根底から覆される明白な危険がある場合」には、集団的自衛権の行使ができるとしてい
ます。
この点について、安倍首相は、「石油の供給不足」や「日米関係に重大な影響」がある場合で
も武力の行使がありうると答弁し、時の政権の判断で海外での武力行使が無限定に広がること
が明らかとなりました。
かつて日本軍国主義が、「帝国の存立」「自存自衛」の名で侵略戦争を進めた過ちを、ふたた
び繰り返すことは許されません。


 一、「海外で戦争する国」づくりの動きに対して、かつてなく広範な国民が不安と怒りをつ
のらせ、「何かしなければ」と感じ、行動に立ち上がっています。たたかいはこれからです。
日本共産党は、憲法違反の「閣議決定」の撤回、「海外で戦争する国」をめざす立法作業の中
止を強く求めます。「海外で戦争する国」づくりを許すな、解釈で憲法を壊すな――この一点
での国民的共同を広げ、安倍政権による軍国主義復活の野望を阻止するとともに、安倍政権を
打倒するために、力をあわせることを心から呼びかけます。

安倍政治に直言(2)藤井裕久氏 金持ち優遇し格差拡大 8/13 信濃毎日新聞朝刊

2014年08月16日 07時53分32秒 | 日記
―安倍晋三首相は経済政策「アベノミクス」を通じ、民主党政権時に低迷していた株価
を持ち直したと主張している。
「全く評価しない。実体経済の需要拡大とは何も関係ない。金をばらまいて株を上げれ
ば、特に外国の投資家はもうけた後に逃げる。それが株価の乱高下を引き起こしている。
経済の本質から外れたあんなばかばかしい政策はない」


 ―円高とデフレが収束したとも誇示している。
円安でもたらされるのはエネルギーと食料価格の高騰で、一般国民が犠牲となる。優遇
されるのは金持ちだ。
物価上昇は必要だが、株価によって物価上昇をもたらすのは間違いだ」

 ―成長戦略の柱として法人税が減税される。
「反対だ。安倍政治の最も悪い点は『金持ちを優遇することで経済を立て直していく発
想』だ。これでは持たざる者がますます困窮し、格差はどんどん拡大しつつある」

 ―ただ、内閣支持率は40%台と堅調だ。
「国民は株価の上昇をもって経済が回復したととらえているのだろう。そこで目先をご
まかしている。
だが、首相にとって経済成長は手段であり、本当にやりたいことは非常に偏った国家主
義の実現だ」


 ―地方重視や女性優遇など、民主党の主張を取り込んだのではないか。
「スローガンとしては正しい。ただ、1970年代、田中角栄元首相のころから言い古
されたテーマであり、田中氏にもできなかった話だ。
口で言うほど簡単ではなく、今の自民党にはおそらくできないだろう」

 ―10%への消費税増税は今も必要か。
「当たり前だ。しかし、首相は増税の前提である自民、公明、民主の『3党合意』を破
ろうとしている。
絶対に許せない。衆院議員の定数削減は約束であり、達成できなければ有権者への裏切
りだ」

 ―集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。
「論外だ。解釈だって何十年と続けば憲法の条文と同等だ。首相は『戦後レジームから
の脱却』の名において、自民党が長年かけて築き上げてきた『平和』をぶち壊そうとし
ている」

 ―首相は、集団的自衛権の行使容認は日米同盟強化のためだと説明している。
「その観点で論じるのは非常に問題がある。仮想敵国の中国が必ず敵国になってしまう」

 ―首相の歴史認識に世界が注目している。
「歴史観は全く駄目だ。第2次世界大戦を含めた過去の中国との関係について『歴史認
識に踏み込むことは抑制すべきで、歴史家に任せるべきだ』と述べた。あれを『侵略』
と言えない人間が日本のトップに立つ資格はない。
平和だけは守ってきた自民党の先輩政治家も泉下で泣いている」

 [ふじい・ひろひさ]
東大卒。大蔵省主計官、自由党幹事長、民主党代表代行、財務相。12年引退。82歳。


8月15日(金)のつぶやき

2014年08月16日 03時38分47秒 | 日記

69周年・・・終戦記念日・・・恒例の上田駅前宣伝”正午” blog.goo.ne.jp/masahiro-watan…


安倍政治に直言(1)古賀誠氏 政高党低、政治は貧困に 8.12 信濃毎日新聞朝刊  blog.goo.ne.jp/masahiro-watan…