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茨城空港、便数に「不満」…アクセスも車頼み (読売新聞)

2010年03月12日 21時57分04秒 | Weblog
 首都圏では3番目となる茨城空港が11日、茨城県小美玉(おみたま)市に開港した。


 チャーター便の発着もあって初日こそにぎわったが、定期便はソウル、神戸線しか決まっていない中でのオープン。コンパクトなターミナルは乗客にも好評だったが、便数増を望む声も聞かれた。

 格安航空会社をターゲットにした空港は、コスト削減に配慮したコンパクトな造りで、出発・到着ロビーはターミナルビル1階に集約し、乗客はタラップで飛行機に乗り降りする。

 神戸発のスカイマーク記念フライトに搭乗した神戸市垂水区の会社員柏木学さん(46)は「飛行機を降りて3分くらいでロビーに来られた。関西人にとって北関東は遠いので、これを機に交流が深まればいいと思う」。東京都三鷹市の野崎忠信さん(72)は「着陸から空港ビルに向かうまで待たなかった。タラップは珍しく、昔懐かしい感じがした」と喜んでいた。

 茨城空港は東京都心から約80キロ、霞ヶ浦の北側に位置する。今月6日には、空港から約9キロに東関東道水戸線のインターチェンジが開設され、栃木、群馬方面からもアクセスが容易となった。

 1300台収容の無料駐車場があるが、鉄道は乗り入れておらず、JR常磐線石岡駅からはバスで約35分かかる。

 神戸から到着した東京都板橋区の会社員文珠川(もんじゅがわ)朋子さん(49)は、記念フライトに乗るために10日の仕事を終えて羽田から神戸に行ったといい、「景色を楽しむことができ、すてきな所に空港があると感動した」。見学に来た水戸市平須町の会社員大高悟誌さん(23)は「便数をもっと増やした方がいい。利用者を増やすには茨城にも観光地をつくらないと」と話した。