サモア地震:M8.0 津波も襲う 毎日新聞
米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のサモア付近で29日午前6時48分(日本時間30日午前2時48分)ごろ、マグニチュード(M)8.0の地震があった。日本の気象庁はM8.3と発表した。震源地はウポル島にある首都アピアの南方195キロで震源の深さは18キロ。AP通信によると、地震による津波で少なくとも34人が死亡した。一方、ロイター通信はサモア当局者の話として100人近くが死亡した可能性があると報じた。
ハワイの太平洋津波警報センターは周辺地域に警報を発令し、米領サモアのパゴパゴでは1.5メートルの津波が観測された。
近隣のニュージーランド、オーストラリア政府は現地に救援部隊を派遣すると発表。周辺では余震とみられる揺れが続いている。
日本外務省によると、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。韓国外交通商省は米領サモアで韓国人男女2人が死亡し女児1人が行方不明になったと発表した。
気象庁は午前9時、沖縄地方を含む全国の太平洋岸に津波が来る恐れがあるとして、津波注意報を発表した。津波の高さはいずれの地方も最大で50センチ程度と予想している。海外の地震の場合、予想時刻の1~2時間後に大きな津波が来る場合もあるとして、同庁は注意報の解除まで海岸に近づかないよう注意を呼びかけている。
米地質調査所(USGS)によると、南太平洋のサモア付近で29日午前6時48分(日本時間30日午前2時48分)ごろ、マグニチュード(M)8.0の地震があった。日本の気象庁はM8.3と発表した。震源地はウポル島にある首都アピアの南方195キロで震源の深さは18キロ。AP通信によると、地震による津波で少なくとも34人が死亡した。一方、ロイター通信はサモア当局者の話として100人近くが死亡した可能性があると報じた。
ハワイの太平洋津波警報センターは周辺地域に警報を発令し、米領サモアのパゴパゴでは1.5メートルの津波が観測された。
近隣のニュージーランド、オーストラリア政府は現地に救援部隊を派遣すると発表。周辺では余震とみられる揺れが続いている。
日本外務省によると、日本人が被害に遭ったとの情報は入っていない。韓国外交通商省は米領サモアで韓国人男女2人が死亡し女児1人が行方不明になったと発表した。
気象庁は午前9時、沖縄地方を含む全国の太平洋岸に津波が来る恐れがあるとして、津波注意報を発表した。津波の高さはいずれの地方も最大で50センチ程度と予想している。海外の地震の場合、予想時刻の1~2時間後に大きな津波が来る場合もあるとして、同庁は注意報の解除まで海岸に近づかないよう注意を呼びかけている。