今日は残念で訃報に近い日記を投稿です。それは長年積み重ねてきた実績やブランド、神通力などの長い歴史を持つ沢山の車名を廃止・消滅することです。
鉄道車両では長い間活躍した車両が引退と言うことで、寿命を迎えます。
今年に入ってからこれまでの3,4~6月の期間 春の時期は小康状態で変化がありませんでした。
7月以降は自動車・鉄道業界にとっては大きな節目となります。
残念ながら年度末までに以下の車種が消滅します:
セダン乗用車のトヨタ/ブレビス プログレとステーションワゴンのトヨタ マークⅡブリットやカルディナやクラウンエステートとクルーガーやイプサムやアベンシスとカローラスパシオと日産 ステージア・ホンダ アコードワゴンと言ったたくさんの車種が一斉に製造 販売を終了してしまいます。その大部分はステーションワゴンとクーペ スポーツカーです。
翌7月にはスポーツカーのトヨタ MR-Sも生産が終わります。
同時期にはモデル期間が長かったミニバンのノア・ヴォクシー、ハッチバックのist(イスト)が初めてフルモデルチェンジする予定です。前者は6月27日で後者は7月30日です。SUVのエクストレイルが半年後の10月に、ハッチバックのホンダ・フィットもフルモデルチェンジが5ヵ月後の9月に予定されています。
これに先駆けて23日(水)にクロスオーバーSUV ディアリスが発売されました。先代モデルや先代車種を持たない全くの新車種が発売した束の間のことです。 追い討ちを掛けるように以下のような寂しいニュースが伝えられました…
日産は、デュアルシーンで余裕の走りと優れた機能を発揮するステーションワゴンとして販売してきた、ステージアの生産を今年6月上旬をもって終了すると発表した。
現在販売されているステージアは2代目にあたり、2001年10月に発売開始以来、スカイラインと共通のプラットフォームを採用し、ロングホイールベースや大径タイヤ、ゼロリフトのボディ揚力などスポーティな走りをもったワゴンとして高評を受けてきた。
なお、生産終了後は在庫販売のみとなり、在庫がなくなり次第、ステージアの新車を購入することができなくなる。これがステージアを購入する最後のチャンスとなりそうだ。
〈carview.co.jpより転載〉
=これにより製造終了する7月以降は日産のステーションワゴンはウィングロードのみとなってしまいます。トヨタでは来年2008年以降はアベンシスワゴンの海外輸入を終えるため、ステーションワゴンのラインアップが消滅してしまうという最悪な状態です。
悔しいことに奇しくも1年半~一昨年の2005年まではアベニール・プリメーラワゴンもラインアップ 現行車種に含まれていました。
スポーツカーやクーペもステーションワゴンと同様の理由で削減・廃車・モデル廃止が進んでいます。これはミニバン・ハッチバック市場が好調な反面、ステーションワゴン市場は不振状態となってしまっているのが現状です。
最近 1~2年間でホンダでインテグラ・NSXやトヨタでセリカなどが製造を終えました。
7月以降、トヨタではクーペ・スポーツカーのラインナップが消滅します。日産ではフェアレディZ・ホンダではS2000の各1種類のみというひどい有様です。
これまでとは比べほどにならないほど多くの車種が後継車や次期モデルの無いまま廃止されてしまうことです。
これらを解決するには後継車や次期モデルを開発すれば済むことだと思います。
次期モデルなどを登場させずに廃止ばかりとなると、せっかくの車がもったいないですし、大変粗末です。できるならステーションワゴン・クーペタイプの復活を願っています。
取り扱い車種が5年前の2002年(平成14年)と比べると大幅に減っています。同年10月時点では70車種ありましたが、現在は35~40車種と大幅に減りました。
これは時代の流れだと思います。先述の2003年時点はステーションワゴンの取り扱い車種がたくさんありました。
残念ですが、このまま廃止を惜しむしかありません。ご冥福をお祈りいたします…
交通機関では 7月1日に東海道新幹線・山陽新幹線で
同時に0系が全車引退、500系が東海道新幹線で撤退となり
なお、300系量産先行試作車
北部を除く広島県・岡山県のJR線で非接触IC乗車券『ICOCA』が導入されます。
関西 京阪神以外の路線では初めての導入です。
今年7月以降は自動車業界、交通機関では大規模な変化が見られます。
自動車の大規模な車種再編・統廃合、電子マネーやIC乗車券の大量導入、鉄道車両の廃車や置き換え、経済・社会情勢が一時的に激しくなります。